HRBは2カ月前に$19.92で購入したので、ドル建てでは約23%の利益です。購入時は予想PERが11.3で割安だと思ったので、株価が低迷を続けるなら買い増ししていく予定でした。今でも予想PERは13.9と低いですが、買い増しする前に株価が上がってしまったので保有額も小さく、元々長期保有のつもりではなかったので売却することにしました。
(過去記事:HRB(H&Rブロック)、POT(ポタッシュ・コープ・オブ・サスカチュワン)、MOS(モザイク)の新規購入)
あとはHRBを保有していたマネックス証券は、スマホアプリ経由での売買手数料キャッシュバックキャンペーンが4/28までだったので、どうせなら今のうちに売却しておいたほうが手数料的にお得かなと思ったのもあります。
VODは配当利回りが5.8%と高く、英国株のADRなので現地の源泉税が非課税です。NISAで購入したので、20.315%の国内源泉徴収税も非課税です。配当のことだけを考えると、NISAで保有するのは米国株よりも、現地源泉税が非課税の英国株やオーストラリア株のほうが効率的だと思います。
米国株は現地で10%課税されますが、これは外国税額控除で一部を取り戻すことができます。しかし、NISAで米国株を買った場合、NISA口座は確定申告ができないので、この10%分は外国税額控除で取り戻すことができません。
VODの業績はT(AT&T)やVZ(ベライゾン・コミュニケーションズ)と比較すると不安定ですが、この2社と比べて株価が低迷中なので配当利回りが高いです。2014年の純利益が売上高を超えていますが、これは保有していたベライゾン・ワイヤレス株45%をVZに売却したためだそうです。
(過去記事:購入検討中の3銘柄(IBM、GIS、VOD))
The DRiP Investing Resource Centerによると、VODは22年連続増配だそうですが、最近ではフリーキャッシュフローが配当を下回っています。
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いつも参考にさせて頂いております。
返信削除私もVODに資産の8%ほど投資をしていますが、最近の下落で精神的に辛いです(笑)
配当がタコ足状態になっていて、このままでは減配になるかもと不安になっているのですが、ronaldread様の意見をお伺いしたいなと思います。
突然のコメント、すみませんでした。
コメントありがとうございます。
削除低成長・高配当利回りの電気通信株としては現地配当課税のないVODのほうが魅力的かなと思っていますが、下落後でもTやVZに比べるとPERは高いですし、たしかに減配リスクもそれなりにありそうですよね。
私のポートフォリオでもVODはトルコ株ETFに次いで足を引っ張っていますが、ウェイトは1%程度しかないので、少し買い増ししようかなと考えています。