iDeCo(確定拠出年金)とアーリーリタイア

私は非正規雇用なのですが、勤務先で企業年金に加入してしまっているので、今年から始まるiDeCoの掛け金の上限は月額1万2,000円、年額14万4,000円です。

私の場合、所得税が5.105%(5%+復興特別所得税額)、住民税が10%なので、合計15.105%、年間では2万1,751円の課税を繰り延べることができます。iDeCoは受け取り時に退職金もしくは年金の扱いで課税されますが、退職金がない非正規雇用の場合は退職所得控除※内に収まると思うので、運用中も受け取り時も課税されずに済みそうです。

※退職所得控除額は拠出年数が20年以下の場合、40万円×拠出年数。
20年以上の場合、800万円+70万円×拠出年数。


デメリットとして、60歳まで引き出せないことと、現在凍結中の特別法人税があります。
特別法人税は積立金全体に1.173%を課税するもので、低金利の現在は凍結されていますが、将来的に定期預金金利が大きく上昇した場合、凍結解除される恐れがあるそうです。

60歳まで引き出せないのは配当収入によるアーリーリタイアを目指す上ではすごく不利です。所得控除も低所得なので恩恵は小さいですし、iDeCoはやめておいて、全額特定口座とNISA口座で運用しようかと迷いましたが、結局は申し込むことにしました。


理由は老後、病気になったときの治療費のためです。
下図はがん罹患率のグラフです。50代くらいまでは低いですが、60代以上から急に上がり始めています。


私の場合、税引き後で年間100万円程度の配当収入と、もし足りなければ少しバイトをしたりして補填するというギリギリのアーリーリタイア計画なので、病気になって急にまとまったお金が必要になったときには余裕がありません。

計画通りに2030年までにアーリーリタイアできれば、配当の増加率はインフレ率よりも高いと思うので、生活水準を維持すれば段々と余裕が出てくると考えています。しかし、計画通りにいかなかった場合は、がん罹患率が上がり始める60歳時点で十分な余裕資金がなく、配当を生む株式を売却して治療費を捻出することになるかもしれません。

iDeCoは老後の治療費などの資金として別に確保し、税引き後100万円の配当収入を目指して頑張りたいと思います。


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