投資方針(仮)

※2018年6月22日更新
「ポーランド株ETFは国内ネット証券で取り扱いがない」と書いていましたが、間違いで実際には買えるようです。コメントありがとうございました。

2018年6月時点の投資方針です。

今まで「投資方針」というラベルを作っておきながら、まともに投資方針について書いていませんでした。最初は米・英・豪の高配当株ばかりを保有していましたが、ブログを始めてから段々考えが変わってきているので、とりあえず現時点での投資方針を書きました。

目標

ブログ説明文にもありますが、2030年までに(税引き後)年間配当収入100万円を達成して、アーリーリタイアすることを目指します。

資産配分

基本的には現物株式100%です。米10年国債利回りが5〜6%くらいになったら米国債ETFを保有するかもしれません。

独身実家暮らしなので生活防衛資金はほとんど持ちません。実家での生活費(家計に入れるお金+α)は現在の配当収入で賄えますし、不測の事態が起こった場合は保有株式を売却して資金を捻出します。

投資対象

先進国株(高配当株中心)60-70%、新興国株10%、低CAPEレシオの国20-30%を目安に配分します。比率は暫定的なものです。

配当金生活が目標なので主力は先進国の高配当株ですが、より高いリターンが期待できる新興国株とCAPEレシオが低い国にも投資します。

現在は先進国株85%、新興国株7%、低CAPE国株8%で、少しずつ低CAPE国と新興国株のウェイトを高めようと思っています。

先進国株(高配当株中心) 60-70%

先進国の高配当株は個別銘柄ですが、銘柄選択のセンスがないので数十銘柄に分散します。MKC(マコーミック)、HRL(ホーメル・フーズ)、MDT(メドトロニック)、MSFT(マイクロソフト)など市場平均とそれほど変わらない利回りの銘柄も含みます。生活必需品、ヘルスケアセクターが中心です。

現地源泉税が非課税の英・豪高配当株のウェイトが高いです。英・豪株は米国ETFで投資すると10%の現地源泉税がかかってしまうので、個別銘柄に投資するメリットが大きいんじゃないかなと思っています。

新興国株 10%

VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)の新興国株比率が約10%なので、同程度を配分します。

新興国株は主にVWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)とDGS(ウィズダムツリー 新興国小型株配当ファンド)に投資します。DGSは新興国の配当を支払う小型株に投資するETFで、過去のパフォーマンスはVWOよりも優れています。
(過去記事:DGS(ウィズダムツリー 新興国小型株配当ファンド)

VWOやDGSは中国・台湾の比率が高いので、労働人口が増えていく国にも個別で投資します。現在は少額ですがマレーシア株ETFのEWM、インドの商業銀行大手HDB(HDFC銀行)などを保有しています。人口増加国は全般的に割高な印象ですし、経常赤字で米金融引き締め局面に弱そうな国が多いので、今のところは下落を待とうと思っています。
(過去記事:EWM(iシェアーズ MSCI マレーシア ETF)
(過去記事:SBI証券で買えるインド株ADR
(過去記事:EPI(ウィズダムツリー インド株収益ファンド)
(過去記事:EIDO(iシェアーズ MSCI インドネシア ETF)

低CAPE国株 20-30%

CAPEレシオが低い国への投資は以下のように高いリターンを見込めるので、20-30%程度を低CAPE国株に配分します。ただし、1国のウェイトは最大15%にします。
出典:StarCapital AG(PDF

iシェアーズの単一国ETFを用いますが、現在低CAPEの国だとスペイン、イスラエルなど、国内ネット証券では取扱いがない国も多いので、割安と思っても投資できないことがありそうです。単一国で投資対象がない場合はバンガードの地域別ETF(VTI、VWO、VEA、VGK、VPL)のうち最も低CAPEの地域に投資しようかなと思っています。

単純にCAPEレシオが低い国というだけではなく、対象国のCAPEレシオの中央値やイールドスプレッド(10年国債利回り-株式益利回り)、リスクプレミアム(株式益利回り+名目GDP成長率-長期金利)も考慮します。

対象国のCAPEの中央値をみるのは、たとえばメキシコ株は22.7、米国大型株は16.1、ロシア株は6.3と国によって差が大きいためです。米国株とロシア株のCAPEがどちらも10だったら迷わず米国株を買います。
(過去記事:世界各国株式のCAPEレシオと過去10年実質リターン

一般的に高金利国通貨は下落しやすいためイールドスプレッドでみて極端に割高な国は除外します。ただ、高金利国は高成長であることが多く、名目GDP成長率を加味したリスクプレミアムを計算するとむしろ割安になったりするので、イールドスプレッドとリスクプレミアムは参考程度にしようと思っています。
(過去記事:世界各国のイールドスプレッド比較(2018年4月末)
(過去記事:世界各国株式のリスクプレミアムを計算してみる

現在(2018年4月末時点)はCAPEが6.4のロシア株(ERUS)と10.4のトルコ株(TUR)を保有しています。
(過去記事:ロシア株ETF(ERUS、RSX、RSXJ)
(過去記事:ERUS(iシェアーズ MSCI ロシアETF)構成上位銘柄①
(過去記事:ERUS(iシェアーズ MSCI ロシアETF)構成上位銘柄②
(過去記事:TUR(iシェアーズ MSCI トルコ ETF)

ロシアのCAPEレシオは世界で最も低く、経常黒字国でインフレ率も最近は落ち着いてきています。ポートフォリオの15%程度まで買い増ししていきたいと思っています。

トルコ株のCAPEの中央値は12.1なので現在の水準は割安ですし、トルコリラも実質実効為替レートでみて割安に思えるので、試しに少額だけ買ってみました。

ただし、トルコは高金利でイールドスプレッドがプラス、さらに経常赤字国なので米金融引き締めの影響を強く受けます。名目GDP成長率を加味したリスクプレミアムは十分高いので良いかなと思っていますが、買い増しする場合でも最大3%程度に留めるつもりです。

CAPEレシオでみて割高になったら売却し、その時割安だと思われる国に乗り換えるつもりですが、いつ売れば良いのか現時点では判断できなさそうなのでこれから勉強していきます。

懸念事項

今は低収入ながらストレスが少ない環境でギリギリ働けていますが、低学歴・低スキル・コミュ障・弱メンタルの社会不適合者なので、一度失業すると新しい仕事を見つけるのが難しそうです。

また、実家暮らしで生活費を抑えつつ、少ない給料のほとんどを投資に回すのが大前提なので、何らかの事情で実家に住めなくなったらアーリーリタイアどころではなくなってしまいます。

あと10年程度実家暮らしを続けて今の収入を保つことができれば何とか目標達成できるんじゃないかなと思っているので、不測の事態が起こらないことを祈りつつ頑張っていきたいです。



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4 件のコメント :

  1. ポーランドETFは国内でも買えますよ。
    EPOLです。

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    1. ご指摘ありがとうございます。
      別のETFと勘違いしていました。
      ほかにも間違えて書いた記事がある気がするので修正します。

      削除
  2. とうしろ個人投資家2018年6月15日 13:02

    米10年国債利回りが5〜6%くらいになったら米国債ETFを保有するかもしれません。とありますが、、、

    この点は世界中の投資家が関心を持っていて、とうしろも逆に教えていただきたいところですが、、、

    次のUSAの景気後退前の米10年国債利回りの上限は、3.5(3.0?)~4%が限界ではないでしょうか?

    6月のFOMCのドットチャートでは、2020年にFF金利は3.4%になる、と言っています。その頃、イールドカーブがフラットになり、逆転し、9ヶ月~1年後に景気後退期に入りそうです。

    USAの機関投資家の80%は、米10年国債利回りが3.6%になったら、米国株を売って、米10年国債を買う、と考えている、とニュースで言ってました。

    だから、明確な理由や根拠は示せませんが、とうしろには3.5(3.0?)~4%が限界のように思えますが、どうでしょうか???

    だれにも分らないことですが、、、

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    1. 次の景気後退前までに5~6%まで上がると思っている訳ではなく、長期的にそれくらいの水準になったら米国債ETFを検討したいなと考えているだけです。
      目先は私も4%くらいまでしか上がらないんじゃないかなと思っていますが…どうなんでしょうね。
      私にはよく分かりません。

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