VTを全売却、VWO、DGS、VGK、ERUS、EPOLを購入


VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)を$75.03で135株売却、VWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)を$43.49で26株、DGS(ウィズダムツリー 新興国小型株配当ファンド)を$50.20で30株、VGK(バンガード・FTSE・ヨーロッパETF)を$57.78で22株、ERUS(iシェアーズ MSCI ロシアETF)を$31.84で140株、EPOLを(iシェアーズ MSCI ポーランドETF)を$22.28で96株購入しました。

VTはNISA口座での保有だったのでどうしようか迷ったのですが、バリュエーションが割高でNISAの満期までに上昇余地はあまりないんじゃないかなと思ったので全売却しました。非課税期間がもっと長ければホールドしても良かったのですが、通常NISAの5年間って結構微妙な気がしますね。

新興国株とヨーロッパ株

Research Affiliatesによると、2018年5月末現在の全世界株(MSCI ACWI)のCAPEレシオは21.8(中央値は18.4)ですが、新興国株(MSCI EM)は14.6(中央値は16.0)、ヨーロッパ株(MSCI Europe)は16.4(中央値は17.3)です。絶対値でみても中央値からの乖離率でみても新興国株とヨーロッパ株のほうが魅力的だと判断しました。
(過去記事:世界各国のCAPEレシオと中央値からの乖離率

DGSは配当加重平均指数の「ウィズダムツリー新興国小型株配当インデックス」に連動するETFで、過去のパフォーマンスはVWOよりも良いです。全部DGSにしても良いかなと思いましたが、経費率が0.63%と高めなのでVWOも少し買いました。
(過去記事:DGS(ウィズダムツリー 新興国小型株配当ファンド)
(過去記事:ウィズダムツリーの新興国株ETF比較

低CAPE国株

「過去記事:投資方針(仮)」でも書きましたが、今はCAPEレシオの低い国への投資を増やしており、ERUS(ロシア)とEPOL(ポーランド)はその一環です。特にロシアは世界各国の株式のなかで最も低CAPEなので強気です。

これで低CAPE国への投資として、ロシア(ウェイト9.5%)、ポーランド(1.6%)、トルコ(1.8%)の3国で合計12.9%になりました。目標はとりあえず20%程度なので、少しずつ買い増ししていこうと思います。
(過去記事:EPOL(iシェアーズ MSCI ポーランドETF)
(過去記事:TUR(iシェアーズ MSCI トルコ ETF)

売却したVTはNISA口座での保有なので譲渡益税は発生していませんが、今回の売買で合計$72.56もの手数料を支払いました。1日の取引では過去最大です。私は8,000円くらいの買い物をするときでも結構悩みますが、売買手数料はお金減ってる感が薄くてどれだけ払ったか忘れがちなので意識しておきたいです。

今回の売買でポートフォリオに占める新興国株のウェイトは21%まで上がり、米国株は43%になりました。VTは10%弱が新興国株なので、かなり新興国オーバーウェイトです。素直にNISA口座でVTをホールドしておいたほうが良かったということになりそうな気もしますが…吉と出るか凶と出るか…


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