AZN、RDS.B、XOMを全売却、STZ、TAP、GOOG、MSFT、Vを購入


AZN(アストラゼネカ)を$38.74で40株、RDS.B(ロイヤル・ダッチ・シェル)を$68.20で55株、XOM(エクソン・モービル)を$80.50で20株売却しました。

AZNは高配当目的で買った銘柄で、購入時の利回りは約5%と高かったのですが、株価上昇で配当利回りが下がってきており、また他の医薬品株と比べても高PERなので全売却しました。

RDS.BとXOMについては特に割高だと思った訳ではなく、エネルギー株を減らすためです。昨年からエネルギーセクターへの投資を縮小しようと少しずつ売却していたのですが、最近はロシア株ETFのERUS買い増しでエネルギーセクターのウェイトが大きくなっていたので思い切って全売却しました。
(過去記事:エネルギーセクターへの投資を縮小

売却代金でSTZ(コンステレーション・ブランズ)を$207.40で6株、TAP(モルソン・クアーズ・ブリューイング)を$66.98で19株、GOOG(アルファベット)を$1,240で1株、MSFT(マイクロソフト)を$111.06で15株、V(ビザ)を$146.00で8株購入しました。

私のポートフォリオはオールドエコノミーばかりなので、少しだけハイテク株にシフトしました。特にVはやや割高な気もしましたが、GOOGとMSFTは成長性を考えると割安なんじゃないかなと思っています。

STZとTAPは大麻関連銘柄として気になっていたので少し買ってみることにしました。STZはカナダの大麻生産会社WEED(キャノピー・グロース)の株式を40%近く取得、TAPは同じくカナダの大麻生産会社ハイドロポセカリーと合弁事業を立ち上げ、大麻入り飲料の開発を目指しています。

STZ(コンステレーション・ブランズ)

STZは現在、予想PERが21.74、配当利回りが1.43%です。

業績は以下の通りです。
(2013年に売上高が急増しているのは、BUD(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)がメキシコのグルーポ・モデロを買収した際、独占禁止法のため北米での事業をSTZが継承することになったからだそうです。)
配当を出し始めたのは2015年からで、配当性向はまだ20%程度です。
過去5年平均の粗利益率は45.4%、営業キャッシュフローマージンは21.0%、ROICは13.9%、ROEは27.2%です。

TAP(モルソン・クアーズ・ブリューイング)

TAPは現在、予想PERが13.79、配当利回りが2.45%です。

業績は以下の通りです。
(2017年に売上高が急増しているのはSABミラーとの合弁会社ミラークアーズのSABミラー持ち分58%を買い取ったためです。これもBUD(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)がSABミラーを買収する際に独占禁止法で売却する必要があったようです。)
過去5年平均の粗利益率は40.4%、営業キャッシュフローマージンは23.6%、ROICは7.1%、ROEは10.2%です。



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