未だに一人称が定まらない


今回は投資と何の関係もない、私の日記みたいなものです。

先日、駅のホームを歩いていると体格の良いお兄さんに呼び止められました。

咄嗟に逃げなきゃと思って方向転換しようとしましたが、名前を呼ばれたので立ち止まってよくよく見ると小学校の同級生でした。ほぼずっと地元に住んでいますが、元同級生と遭遇したことは不思議となかったので驚きました。

私は人間関係が希薄で、環境が変わると交友関係が自然とリセットされるタイプの人間です。今は同世代の同性の友人が全くいないので、こういうときは何を話したら良いんだろうか、そもそも昔の私はどんな風に喋っていたんだろうと身構えてしまいましたが、彼はコミュニケーション能力に秀でた人だったので、しばらくとりとめもない話をして、無事に別れました。

彼と話していて思い出したのですが、私、学生の頃から一人称をうまく使えなかったんですよね。

小さい頃は"僕"とか"俺"とか、あるいは下の名前で呼んだりとか色んな一人称があるなかで、私はずっと"僕"を使っていました。ところが、いつの間にか一人称が"僕"だった周りの男の子も少しずつ"俺"に変わっていき、やがて"僕"を使うのは私だけになってしまいました。

私も"俺"って言ったほうがいいのかなと思っても、恐る恐る声に出してみたら違和感がありすぎて使えなくて、クラスに何人か使い手がいた"自分"は体育会系感があってやっぱり駄目で、かといって絶滅危惧種と化した"僕"を使うのも気恥ずかしく感じて、何とか一人称を使わなくても済むように頑張って話していました。

無口で自己主張をしない子供だったので一人称がなくても大抵は何とかなっていましたが、喋るのに無駄な気を遣うので元々低かったコミュニケーション能力が余計に低下してしまったような気がします。

今思えば、所有権を主張するためには一人称を使わざるを得ないはずですが、どうやって切り抜けていたんでしょうね。記憶がありませんが、自分のものじゃないフリをしていたんでしょうか。

今は仕事では"私"で、頭のなかでもほとんどの場合は"私"を使っています。昔は"僕"だったはずですが、無職で引きこもっているうちに気付けば"私"になっていました。なので、このブログで"私"って書いているのは自然な感じがします。

今の友人は私と同世代ではないためか、昔使っていた"僕"を普通に使えています。頭のなかでは"私"を使うことが多くても、くだけた口調で喋るときに"私"って発音するとそれはそれで違和感があるかなと思うので使っていません。

同世代の同性の人と話すことが久しくなかったので気付かなかったのですが、"俺"を使う元同級生と話すときは昔と同じく、無意識に一人称を避けていました。同世代だと何て言ったらいいのか分からなくなってしまうようです。

少し前に「若者の"俺"離れが進んでいる」みたいな記事を目にしたので、昔と違って"僕"派の人も増えているのかもしれませんが、私が住んでいる地域では同世代の人はやっぱり"俺"派が多いような気がします。

働きたくないという意思は強固なものですが、一人称に関しては同調圧力に極めて弱いので、"僕"や"私"を使う同世代が周囲に増えない限り、私の一人称はずっと定まらないままになりそうです。

英語はみんな"I"なのが羨ましいです。英語全く喋れませんけど。


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コメント

  1. わー同じ人がいて嬉しいです!オレもそうです、このオレだって普段言ってません(女性です) 本当にそのとおり、英語のようなIやyouはうらやましいです。
    一人称が言えないと、会話になりません。「これ、誰の?」それに対しての返答だってできないのです。社会人だから、仕事中はもちろん「私」ですが、それ以外は…

    ああ嬉しい。

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    1. コメントありがとうございます。
      私も同じ感覚の人がいて嬉しいです!
      でも女性の一般的な一人称は限定され過ぎているので、きっと私よりもずっと苦労されているんだろうなと思います。
      一人称が"オレ"、"僕"の女性や、"私"の男性がもっと増えていって混ぜこぜになれば、英語のIみたいな感じになるのかなとか妄想してしまいます。

      そういえば、youは大人になってからは「名前+さん」で統一してできるだけ悩まないようにしていますが、子供の頃は友達を名前で呼べなくて四苦八苦していました。
      日本語は微妙なニュアンスが多くて難しいです。(日本語以外の言語は全く喋れませんが…)

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    2. わーありがとうございます。youについても、やはり苦労されていたんですね!用があっても名前を呼べないとか、辛いですよね
      そうですね、私(笑)もだいぶ、「名字さん」で慣れてきたかも!(それすらキツかったですが) 社会人のルールに従えばいいと思えばラクですね

      ちなみに…家族の呼び名もありません(汗)
      みんな数字で呼べたらいいのに、と思ってました

      このような方に今まで出会わなかったので、若干感動すら覚えます。記事にしてくれた事に感謝です。もしかしたら、まだまだいるのかもしれませんね

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    3. 数字、すごく分かります!
      意味を持たない無機質な言葉で呼べたら楽だろうになぁと常々思っています。
      仕事で機械的に「さん」呼びにするのは慣れれば大丈夫ですが、親しい人を呼ぶときには他人行儀に思われるかもしれませんし…

      私もコメントいただいてちょっと感動しました。
      普段は自分の話し方に気を囚われているので気付けませんが、案外と同じような方がいるのかもと同じく思いました。
      (ところで私は赤緑色盲で、今まで同じように色を見分けられないという人に出会ったことがないのですが、赤緑色盲は日本人男性の20人に1人にみられる決して稀な症状ではないそうなんですよね。もしかすると同じようなことがたくさんあるのかもしれません。)

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  2. そうですね、色は他人と同じものを見ているとは限りませんよね。なんでも、少数派って同類を見つけるのは難しいですが、どこにいるんでしょうかね…

    そして…投資の方も応援しています(私も追うように行っております。)
    着実で素晴らしいですね。ブログからも賢さがひしひし伝わってきます。あかるい未来ですね

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    1. 応援ありがとうございます。
      一人称や人の呼び方に同じような感覚を持っていて、なおかつ投資をしている方というのは現実には物凄く少数派のように思えるので、尚のこと嬉しいです。

      今の仕事はAI失業しやすそうなものなので、スキル的にリタイアまで収入が続くかどうかが少し不安ですが、とりあえずは自発的に失業しないように働き続けることと、相場環境に関わらずバイ&ホールドを貫くようにしたいと思っています。
      お互い頑張りましょう!

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