一日の資産変動が月給を超え始める


来るべき下落相場では「一日で○万円溶けました」みたいなのを書いてみたいなと思い立ち、GAS(Google Apps Script)を利用して資産の日次記録を付け始めました。

日次資産変動

記録を始めた今年6/10以来の私の資産増減額(前日比)は以下のようになっています。
(資産の1%強を占める401kは日次更新できていないので、実際にはこれよりも僅かに大きく変動しています。)
現時点の最大値は7/1の+20万4,608円、最小値は8/5の-63万8,748円で、一日の資産変動が月給を超える日が多くなってきています。

日次の標準偏差は0.78%で、現在の資産1,850万円を掛けると14万4,000円です。

ちなみに先月末には資産2,000万円を超えたと書きましたが、2,000万円台はわずか4日間だけで、現在は過去最高値から-134万円の1,872万円まで減りました。

含み損を直視していきたい

下落相場では膨らむ含み損から目を背けて反転上昇するのを待つのも良いですが、私は敢えて毎日の資産推移から目を背けず、含み損を直視していきたいと思っています。
(自分に毎朝資産報告メールを送り付けるように設定したので、嫌でも1日1回は目に入るようになっています。)

私は労働とG以外で怖いものからは目を背けるより直視していたい派で、例えば血液検査の採血って結構苦手なのですが、いつも注射針を通して自分の血が抜かれていくのを敢えて凝視しています。高所恐怖症でも高いところでは敢えて足元を見ますし、VRだったら飛び降ります。

怖いものから目を背けると状況が分からなくて余計に怖く感じるので、きちんと直視して状況を把握していると思えるほうがまだしも耐えやすい気がするんですよね。

今のところは特段何の感情もありませんが、今後は毎日の資産変動と対峙し、どれくらいで恐怖を感じるのか、あるいは何も感じないのかを観察していきたいと思っています。


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コメント

  1. 昔なんかで読んだ気がする役に立たない話ですが、
    脳みそのやる気に、ドーパミンとかセロトニンとか関与してるという話があります。
    比ゆ的に言うと、ドーパミンはやる気ホルモンで、セロトニンは安心ホルモンだとかで、
    アメリカ人にはドーパミンが利いている人が多いので、いざという時には戦うか逃げるかの選択をする。
    日本人にはセロトニンが利いている人が多いので、いざという時には、自分が安心する選択をしがちだと。

    仮にそう仮説してみると、アメリカは、清教徒への迫害や、アイルランドのジャガイモ飢饉で、一か八か新大陸に進出してみようとアクティブに行動した、という説もあります。

    また、皇室のルーツに関わるので大変畏れ多いですが、
    645年、後の天智天皇と藤原鎌足が、蘇我入鹿といわゆる聖徳太子の子孫をクーデタで打倒後、南朝鮮半島の領地を巡って、新羅、唐連合軍と決戦し完敗。
    天智天皇と藤原一族は朝鮮利権を全て失って、鎖国した、と伝統的には教わってきました。

    最近有力化している説明には、
    天皇家のルーツは南朝鮮で、騎馬民族系で戦争上手な北方民族に圧迫されて、戦略的に後退して、防御に有利な地形の奈良に拠点を移したというものがあります。
    いわゆる聖徳太子とそのバックの蘇我氏は、国際感覚に優れていたので外交を考えていたが、天智天皇と藤原鎌足は国際感覚が無かったので、完敗して「ルーツであった」南朝鮮利権を失った、というものがあります。
    天智天皇は、その後鎖国して近畿防御を重視します。

    思うのですが、織田信長はさっさと日本統一して、フェリペ2世とのアジアでの戦いに備えていたという説があります。
    ザビエルなどは軍事偵察も兼ねていたので、信ぴょう性はあります。
    秀吉、家康と比較すると、信長は地球儀を即座に理解したともいわれる国際派なので
    信長が暗殺されなければ世界史がかなり変わっていたかもしれません。
    幸か不幸か、秀吉、家康と、次第に鎖国化していったので、
    鎖国という意味では天智天皇と同じで、もしかしたら日本民族の安定志向かもしれません。

    日本は少子高齢化で、日本国内でじっとしていてもつらいし、
    かといって、世界の大舞台で活躍できる日本人は、ほんの一部の天才にはいますが、
    英国史に比べれば少ないかな、と思います。

    経済変動は、時の運も大きいと思いますが、分かりにくい政治家も多いので、
    無い知恵を絞って考えています。
    2000年間位の世界史の法則性を見る限り、アメリカも衰える時期だと思うのですが、
    他国がもっと混乱しているので、相対的にアメリカ覇権なのかな、とも思うのです。

    とりあえず、今後10年間どうなるでしょうね。

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    1. コーカソイドはドーパミン神経が活発なので冒険的な性格になりやすい、みたいな話はよく聞きますね。
      そういえば、コロンブスがアメリカ大陸を発見した時点では西ヨーロッパよりも中国のほうが経済的にも技術的にも上でしたが、未知の領域を探検して征服・所有するという概念が当時の中国にはなかったそうです。
      必要に迫られていなかったというのもありそうですが。

      歴史的に考えると冷戦以降のアメリカ一極体制が特殊で、今後はもとの多極体制に戻っていくだけなのかなと思いますが、株式投資では相変わらずアメリカが魅力的であることには変わりはなさそうな気がします。

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