証券会社のパスキーが思ったよりも融通が効かなそう


不正売買問題を受けて証券会社各社が今秋パスキーに対応すると発表していましたが、10/18から野村證券で対応が始まりました。

楽天証券は10/26、マネックス証券は10/31、SBI証券は未定(今秋)、松井証券は導入を検討している段階だそうなので、野村は意外に対応が早いようです。

早速登録してみたのですが、パスキーの複数作成は不可、新しく登録したい場合には取引店に連絡して取り消す必要があるという面倒な仕様になっていました。私が口座を持っているなかではBitbankがたぶん無制限に作成可能なので全部同じかと勝手に期待していたのですが…



最低限GoogleパスワードマネージャーとiCloudキーチェーンの2つはやりたくて、あとはせっかく最近FIDO2ハードウェアセキュリティキーを買ったのでこれも作ろうかなと思っていたのに…

10/26対応の楽天証券も「楽天証券口座に対して、1つのパスキーのみ作成できます。複数のパスキーは作成できません。」と書かれており、ほかの証券会社は詳しいことは書かれていないようですが、どこも複数作成不可になりそうな雰囲気を感じます。

AppleとGoogleのクラウド同期型パスキーは端末が壊れても新端末に移行できるので1つでいいということなのかもしれませんが、使い方によっては普通に面倒なので複数登録くらいはさせてほしいんですよね…

パスキーをBitwardenに保存したらOSを跨いで便利になるものの、LLMによるとBitwardenの場合はAppleとGoogleのクラウド同期型パスキーとは違って端末から秘密鍵が出ない設計ではなく、アンロック中はRAMに平文で展開されてしまうそうなので、証券口座のパスキーを保存するのはやりたくないです。

仕方ないので一番使用頻度が高いもので登録しておくしかないですが、思ったよりも融通が効かない設計なので将来的に緩和されるといいなあと思っています。



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