(過去記事:DIVCON(配当健全性))
(過去記事:DIVCON(配当健全性)ETF)
DIVCONについて
DIVCONスコアは下の7つのファクターから計算されます。
出典:Reality Shares
DIVCONは5段階になっています。2001年~2014年ではDIVCON5の銘柄は12カ月以内で97.4%が増配、DIVCON1の銘柄は39.4%が減配しているそうです。
保有銘柄のDIVCON
格付けが最高のDIVCON5だったのはAMGN(アムジェン)、MDT(メドトロニック)、MO(アルトリア・グループ)、CL(コルゲート・パルモリーブ)の4銘柄です。
約1年前は保有銘柄のなかではHRL(ホーメル・フーズ)が首位、MKC(マコーミック)が2位だったのですが、どちらも順位が下がっています。MKCは巨額買収が原因なのかなと思いましたが、HRLは財務的にも安定していますし、よく分かりません。個人的にはCLよりはHRLのほうが安全な気がするんですけどね。
最低のDIVCON1はGE(ゼネラル・エレクトリック)とMOS(モザイク)の2銘柄です。
MOSは昨年からDIVCON1でしたが、GEは2017Q3まではDIVCON4だったのが、Q4で急にDIVCON1に格下げになっています。
DIVCON4でも12カ月以内に6.7%の銘柄が減配することを考えると、やはり安心はできなさそうです。
また、もう売ってしまいましたが、昨年DIVCON1だったHRB(H&Rブロック)はDIVCON3に格上げになっています。短い期間で結構変動が大きいですね。
ちなみに私は保有していませんが、DIVCONスコアの現在の最高値はAVGO(ブロードコム)の74.25、2位がEVR(エバーコア・パートナーズ)の73.5、3位がTTC(トロカンパニー)の73です。
AVGOは配当利回り2.71%と高めですが、ほかの高スコア銘柄はDPS、EPSの成長率がスコアに大きく影響するので高成長かつ低配当利回りの銘柄が多い印象です。
DIVCONは短期間で結構大きく変わるようですし、これだけを見て配当が安全かどうかを決めることはできなさそうですが、今後も参考程度にチェックしていこうと思います。
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