高リスク対象への投資はやはり投信よりもETFのほうが良さそう


ロシアへの経済制裁が強まるなか、国内のロシア株式や債券の投信は解約停止が相次いでいるそうですが、ロシア株式ETFは新規発行が停止されているものの今のところまだ取引可能で、過去1ヶ月のパフォーマンスはERUSが-79.43%、RSXが-75.93%、東証の1324は-18.30%となっています。


出典:Google

ロシアみたいな高リスク対象に投資する場合には、やはり投信よりもETFを選んだほうが少なくとも取引自体はできる可能性が高いのでマシな気がします。レバレッジドETFのRUSLは償還されることになりましたが。

ETFの価格発見機能

MOEX(モスクワ証券取引所)は閉鎖されたままですし、ロンドン上場の預託証券は売りが殺到して大暴落、売買停止になっているため、いずれのETF価格もNAVに対してとんでもないプレミアムとなっています。


通常はNAVに対するプレミアム/ディスカウントは速やかに解消されるものですが、NAVが役に立たなくなっている場合にはETFが価格発見機能を果たすこともあります。


たとえばコロナショック時の社債ETFは原資産の流動性がなくなった際に一瞬だけ5%を超えるディスカウントで取引されていましたし、コロナショック後のNGE(グローバルX MSCIナイジェリアETF)は常に大幅なディスカウントで取引されていますが、この場合はNAVが正しくないのでETFが割安という訳でもありません。

※ちなみに現在のNGEは下記記事を書いたときよりもさらに大幅なディスカウントとなっており、足元では-37%で取引されています。

 過去記事:NGEのおかげでETFの優秀さを再確認


1324は過去1ヶ月で2割も下がっていないので明らかにおかしい価格がついていると思いますが、ERUSやRSXは原資産が取引停止されて指標が消失しているなかではある程度参考になる価格がついているのかもしれません。


これらのETFがこのまま償還されずに取引され続けるとどのような価格推移になるのか気になるところです。




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