セルフカストディの重要性を再認識



昨日、原資産の流動性がなくなって投信が売却できなくなってもETFでは一応取引が継続されるので便利という記事を書きましたが、記事で挙げたERUSとRSXは取引停止になってしまいました。

 過去記事:高リスク対象への投資はやはり投信よりもETFのほうが良さそう


GREK(グローバルX MSCIギリシャETF)の場合、ギリシャ債務危機で資本規制が行われ、アテネ証券取引所が約9週間にわたって閉鎖された2015年にも取引停止されずに生き残ってきているので、ロシアも現物ETFなら一応は大丈夫なのではと思っていたのですが…ホルダーが望まないタイミングで償還されることなく取引再開して欲しいですね。


出典:Google

それでもこういう点では投信よりETFのほうがマシなことには変わりないと思いますが、第二次世界大戦では日本人がアメリカやイギリス等にもつ資産は凍結され、日系アメリカ人は強制収容所送り、戦後の日本は預金封鎖が行われましたし、そもそも有事には証券会社や銀行に置いてある資産は使えなくなる可能性を考えておかないといけないんだなと改めて思いました。

セルフカストディの重要性を再認識した

自分の保有する暗号資産を自分で管理することをセルフカストディといいますが、最近はカナダのデモ参加者やロシア人のように一般市民でも取引所に置いてある資産は凍結されるリスクがあるということが広く認知されたと思います。個人的にもセルフカストディの重要性を再認識しました。


ゴールドも有事の金という言葉がありますが、ETFの形で保有していても本当の有事には意味がないので、富裕層は金地金を自分で管理したほうが良いんでしょうね。


私は金地金を買うだけの余裕はないので地金型金貨を買ってみてもいいのかなと思いました。本当に有事の際には持っている金貨の真贋をどうやって判断するのか無知なので、そもそも持って逃げたりしても金貨として通用するのかどうかは分かりませんが。


金融の検閲が強まっているように感じるので、ビットコインやゴールドを買っていきたいなと思っています。自己防衛…!




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