長期金利とS&P500の株式益利回り、配当利回りを比べてみると、1960~2010年頃の約50年間は長期金利と競合しているのは株式益利回りに見えます。
※今回使用したのはすべてmultpl.comのデータです。
しかし、それ以外の期間では株式益利回りが長期金利を上回っているのはふつうのことで、長期金利と競合しているのは配当利回りに見えます。
配当利回りと長期金利のスプレッドをみてみると、1960~2010年の大幅なマイナスが異常事態だったように感じます。
(足元の金利急騰で再び1%ポイント以上マイナスになっていますが。)
実際には配当性向に左右される配当利回りよりも株式益利回りと比べたほうが正しいように思えますし、特に最近では配当利回りと長期金利を並べて考える人はあまりいないような気もしますが‥
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