「住宅は住むためのものであり、投機の対象ではない」


最近では好立地のマンションを資産形成の一環として買う人も増えていますが、日本は他の国と比べると住宅供給が多く、住宅価格が下落しやすいという話はよく耳にします。

ちょっと前に話題になっていた経済学101の翻訳記事でも、東京の住宅供給はロンドンやパリ、ニューヨークを大幅に上回っており、地方からの人口流入が続いているのにも関わらず住宅コストを下げることに成功していると書かれていました。
(とはいえ、先日東京都心の中古マンションの平均価格が1億円に迫っているみたいなニュースがありましたし、私のような低所得者には都心でなくても都市部のマンションを買うことはできないですが。)

そして、非生産的な住宅よりも生産的な株式などの資産で資産形成するほうが経済にとって良いことであるというのは完全に同意見です。

非生産的な土地ではなく生産的な資産で財産を築くのは,経済にとってもいいことだ――なるほど住宅が不足していると,その価格はどんどん上昇するかもしれない.でも,国全体のレベルで見てみると,それによって経済成長が足を引っ張られてしまう.しかも,実のところ,土地ではなく生産的な資産で財産を築くのは,中流階層にとってもいいことだったりする

最近流行り出しているインデックス投資が宗教しているという話もありますが、中国のような不動産信仰よりはインデックス投資信仰のほうが生産的なので健全のでは?と思っています。



よろしければ応援クリックお願いします
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

コメント