住宅の断熱性能と資産価値


最近、日本の住宅の断熱性能が国際的に低すぎるらしいというのを知りました。
日本では2025年から断熱等級4以下の住宅が新たに建てられなくなり、2030年までには新築住宅の平均でZEH(断熱等級5)の実現を目指しているそうですが、これによるとZEHですらヨーロッパでは存在せず、中国・韓国では違法とのこと。

日本人的感覚では冬に家が寒いのは仕方ないのは仕方ないみたいなのが一般的な気がしますが、WHOは冬の室内最低温度を18℃以上を強く勧告しており、小さい子供や高齢者がいる場合にはさらに高い温度を推奨しているそうです。

個人的には暑さには弱い代わりに冬は15℃くらいあれば十分快適、最悪10℃以下でも電気毛布で大丈夫と思っていましたが、低い室温は健康にはあまり良くないみたいです。

足元の光熱費高騰や長期的には脱炭素の流れを考えると今後は住宅の断熱性能が重要になっているんじゃないかなという気がしますが、そうすると中古物件の資産価値にも断熱性能が影響してこないのかなと最近思っています。

住宅の資産価値は立地が9割とかほぼ全てみたいな話があり、特にマンションはそのイメージで、立地が良ければ築古でもかなり値上がりしているものもあったりしますが、将来的にはどうなんでしょうか。

そういう記事がないかなあと調べてみると、「今でも欲しい中古マンションがあって、窓が単板だったら購入をやめるかというと多数派はやめないはずなので、将来ZEHが標準になっても非ZEHだから購入をやめる人はほとんどいないだろう。結局は立地だ。」というのが出てきました。
 参考:スムログ

一応国は2050年までにストック平均でZEH基準を目標にしているそうですが、将来的には立地がよくても断熱性能が悪ければリセールバリューが悪くなるので基準を満たすようにリノベ(そもそもあとからできるものなのか知りませんが…)しないといけないみたいになるのだろうか…

個人的には家にいる時間が長いので住宅性能がどんどん上がっていって欲しいなと思っています。



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