最近復活したThe Financial Pointerさんの記事を読んでいて、気になった米長期金利とFFレートとインフレ率の関係をFREDで確認してみました。
ビル・グロス氏によると、2%インフレ目標が達成されるならFFレートは2.5%(実質ベースで0.5%)になるはずで、そこにターム・プレミアム140bpを加えると適正な米長期金利(10年国債利回り)は3.9%になるんだそうです。
ということは、米長期金利とFFレートとインフレ率はだいたい以下のような関係が成り立っているということになります。
- 米長期金利=FFレート+140bp=インフレ率+190bp
とりあえず長期ではこんな感じになります。
長期金利上昇局面(1960年1月〜1981年9月)と長期金利低下局面(1981年9月〜2020年3月)、再び上昇局面?(2020年3月〜現在)に分けると以下のようになります。
直近はめちゃくちゃ乖離していますが、インフレ率を10年BEIにすると近い水準になります。
なんとなく長期金利4%超は当面なさそうな雰囲気がありますが、ビル・グロス氏によると2%目標が無理なら2024-25年は4%超の利回りもあるそうです。果たして…
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