当ブログの一番最初の記事(過去記事:アーリーリタイア目標)では、税引き後配当利回りを2.7%、期待リターンを6.5%と5%でシミュレーションを作りました。米国株の実質リターン(名目リターン-インフレ率)は長期的には7%弱になるので、それよりやや低めの6.5%と5%のリターンで考えたのですが、今回はもう少し条件を厳しめにして作ってみました。
ジェレミー・シーゲル著「株式投資 第4版」では、売買コストの低下、税率の低下、経済安定性の向上によって将来のPERが上昇すると、将来の株式リターンは過去よりも低くなると書かれています。
実際に最近のS&P500のPERは高くなっているように見えます。multpl.comによると、S&P500のPERの中央値は14.65ですが、現在は26.71です。
(S&P500のPERの推移 multpl.comより)
26.71は不当に高すぎるので近いうちに暴落が起きて、また昔の水準まで戻るのかもしれませんが、このままPERは高止まりするのかもしれません。PERが高止まりする場合、運用シミュレーションに使う期待リターンは7%弱よりももっと低くしないといけないかなと思いました。
そこで、今回は税引き後配当利回りが2.16%、期待リターンを5%、4%、3%という条件にしてみました。スタート時の株式資産は1,000万円で、毎月の追加投資額は12万円です。インフレ率は0%としています。
税引き後配当利回り2.16%というのは、3%の配当利回りから10%の外国源泉税、約20%の国内源泉税が引かれた場合を想定しました。私は高配当株を中心に投資しているので、ポートフォリオ全体の配当利回りは現在3.47%ですが、S&P500の配当利回りは低下傾向なので、高配当株の配当利回りも低めにしてみました。(過去記事:S&P500の配当利回り)
この場合、リターン5%では2030年8月、リターン4%では2031年11月、リターン3%では2033年11月に税引き後の配当収入が100万円を超える計算になります。私の目標は2030年までに100万円を超えることなので、目標達成にはリターンが5%が必要みたいです。
目標までの期間が短いのでリターンはマイナスで終わる可能性もありますが、 5%程度のリターンは十分望めそうだと思うので、これからも追加投資を頑張っていきたいです。
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初めまして。
返信削除配当金で検索をかけて辿り着きました。
釈迦に説法かもしれませんが、外国株配当金で二重課税されている場合、確定申告すれば国外課税分は還付されますよ。
ジントニックさん、初めまして。
削除私は昨年日本株で約100万の損失を出してしまい、まずは繰り越した譲渡損失との通算をしないといけないので、外国税額控除はまだやったことがなく、シミュレーションではすっかり存在を忘れてしまっていました。
年収がかなり低いので控除できる額はあまり期待できなさそうなのですが…
でもリタイアした場合は無収入になるのでそもそも使えないんですね。
こんにちは。
削除私の場合を投稿します。
譲渡損と配当所得で、損益通算してマイナスでした。
現地課税徴収分は、還付されませんでした。
国内課税分の源泉徴収分は返ってきました。
こんにちは。
削除私もフィリップグレアムさんと同じでした。
外国税額控除は国税庁の該当ページには、「二重課税を調整するため」と書かれていますが、損益通算してマイナスなら還付されず、収入が低い場合も還付額は小さくなってしまうので、二重課税ぶんは自動的に還付されるようになって欲しいです…