ロナルド・リード


2014年6月、米国バーモント州でロナルド・リードさんという男性が92歳で亡くなったあと、彼の部屋の金庫から時価800万ドル相当の株券が見つかってニュースになりました。

彼はガソリンスタンドの店員やデパートの清掃員の仕事をしていましたが、古いコートを安全ピンで留めて使うほどの倹約家で、とてもお金持ちには見えなかったそうです。
そんな彼の趣味は株式投資で、毎日ウォール・ストリート・ジャーナルを読むのが日課だったそうです。

彼の投資手法は、ウェルズ・ファーゴ、プロクター・アンド・ギャンブル、コルゲート・パーモリーブ、アメリカン・エキスプレス、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど、馴染みのあるブランドで配当を出している銘柄をバイ&ホールドするという単純なものでした。


また、証券会社に払う手数料を節約するため、株券は自宅に保管し、電子化されたあとは証券会社を通さずに企業から直接株を買っていたそうです。そして800万ドルの遺産の大半は、義理の息子たちによって地元の図書館と病院に寄付されたとのことです。

決して高くはない給料の中から質素倹約に努めて株を買い続け、亡くなるまで保有し続けて800万ドルもの資産を築き上げた彼のことを知り、とても尊敬できる生き方だと思いました。


ウォーレン・バフェットなど有名な投資家は、私のような無学の低所得者には雲の上の神様のように遠すぎて、同じ人間という気がしません。でも、ふつうの労働者階級から立派な資産を築いたロナルド・リードという人の存在は、私にも身近に感じられ勇気を与えてくれました。

彼のように質素倹約に努めて株に投資し、資産を築いていきたいという思いから、ニックネームをronaldreadにしました。


私は倹約生活が送れるほどの配当が溜まったら働かない予定なので、巨額の資産を築くことはできませんし、
ウォール・ストリート・ジャーナルも購読していませんが、日々学習を続けていきたいと思います。




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コメント

  1. フィリップグレアム2017/01/17 5:40

    こんにちは
    ronaldreadさんですね。
    名前が分からなくて何て
    呼べば分からなかったので
    スッキリしました。
    私のハンドルネームは、
    バフェットの2人の師匠から取ってます。
    ベンジャミングレアム
    フィリップフィッシャー
    です。
    図書館を利用するのも、
    倹約のひとつですよ。
    ラインナップも豊富です。
    資料として集めた本などで、
    不要になった本を寄付したりします。
    また読みたくなったら、
    借りれば、いいですし。
    社会還元策のひとつとして、
    自己満足してます。

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  2. フィリップグレアムさん、こんにちは。
    すみません。ブログは初めてなのでプロフィールとかハンドルネームの出し方がよく分からなかったのです。
    近所の図書館は品揃えが悪くてほとんど利用してこなかったのですが、充実していそうな図書館を探して行ってみようかなと思います。
    特に分厚い高い本は買うのに躊躇してしまうので、借りるのにちょうど良いかもしれませんね。
    読書スピードが遅いので、分厚い本を借りたら完読まで何度も借りて返してを繰り返さないといけないかもしれませんが…

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  3. ronaldreadさん、こんにちは。
    僕も「株式投資の未来」に影響を受けていて、非正規雇用でほぼフルインベストメントなんですよ。親近感が湧きすぎて、コメントしちゃいました。
    お互いに出勤してなんぼの世界に居ると思いますが、無理な仕事はせず健康第一で、アーリーリタイアを実現するその日までしっかりと生き抜いていきましょう!

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  4. ice_skaterさん、こんにちは。
    コメントありがとうございます。
    お仲間ですね!
    何となく投資ブログをやっておられる方は高所得なイメージが強かったので、私も親近感湧きすぎで嬉しくなりました。
    健康第一で頑張っていきましょう!

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  5. ロナルドリードさんのお話しもなかなか良いですね。かっこいい人生だと思います。
    私は日本のバフェットとも称される本多静六翁の「私の財産告白」という本で彼の人生を知り、投資家になろうと思いました。
    もともと彼は明治神宮の森を設計した林学博士で東大教授なのですが、東大助手として就職したときは全くの素寒貧で、家族を養う金を稼ぐため投資家になります。
    またその倹約ぶりも凄まじく、その甲斐もあって、今の価値で百億円?とも言われる財産を築きます。
    定年退官後からがまた凄くて、ほぼ全財産をはたいて秩父の山林を購入し、故郷出身の苦学生のために奨学金を作ります。
    彼の作った奨学金は戦後のインフレにも耐え、学生を支え続けました。
    彼の人生の素晴らしさに感動するとともに、貧乏から脱出し経済的自由を手に入れるためには、相場をやるしかないと決意した次第です。

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