小型株は時価総額がだいたい30億ドル以下、中型株は20億ドル~100億ドル、大型株は100億ドル以上の株を指すそうです。
中型株は大企業の買収のターゲットになるため、買収・合併の動きの恩恵を受けやすいそうです。私の保有銘柄のなかでも、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)によるレイノルズ・アメリカン(RAI)の買収や、フィリップモリス・インターナショナル(PM)とアルトリア・グループ(MO)の合併の噂が出てきたり、最近では買収・合併のニュースをよく目にするようになった気がします。
これからも成長が鈍くなった大企業による買収は増えるのではないかと思い、VO(バンガード・米国ミッドキャップETF)にも少しだけ投資しています。小型株効果の記事と同じく、トータルリターンを比較してみました。
(モーニングスターより ※2017年1月22日に取得したデータです。)
中型株(VO)の過去15年のトータルリターンのデータはなかったのですが、過去10年で比較すると、トータルリターンは小型株>中型株>大型株の順になっていました。これももっと長期のトータルリターンのデータが見つからないので、ずっと続くかはよく分かりませんが…
ちなみに米国市場全体に投資するVTIは、超大型41.25%、大型30.19%、中型19.25%、小型6.68%、超小型2.63%という比率になっているようです。
思ったよりも中型株、小型株の割合が多いです。
私の保有銘柄はほとんど大型、超大型銘柄なので、少し小型株や中型株ETFを組み入れても、米国市場全体に比べて小型株効果や中型株効果?を得るのは難しそうです。
配当金生活を目指しているので、配当利回りが低い小中型株ETFの比率はあまり高めたくはないですし、効果があるのかどうか分からない程度の投資になりそうです。
よろしければ応援クリックお願いします
コメント