この調査は10歳未満の子供がいる家庭のうち、Netflixしか視聴しない家庭50軒と、普通のTVがある家庭50軒の計100軒が対象だったのですが、普通のTVがある家庭でも38%が「CMが何か分からない」と答えたそうです。
子供の教育にとってはCMを観る時間が減ることは良いことなのかも知れません。しかし、KO(コカ・コーラ)など強力なブランド力でワイドモート(参入障壁)を築いている会社にとっては、CMの影響を受けない人々が今後増えていくのは脅威なのではと思います。
TVCMが衰退していくなか存在感を増しているのはネット広告ですが、画一的な広告を流すTVCMに比べて、ネット広告は個々人の関心に応じたものが表示されると思います。今後も莫大な広告費を投じてブランド力を維持していくという従来のやり方は可能なのでしょうか。
また、高いブランド力を持つ生活必需品株には、プライベートブランド(小売店や流通業者が企画・販売する独自ブランドの商品)の普及が進んでいるという懸念があるそうです。
生活必需品株は低リスク高リターンで今後も安泰なように思ってしまいますが、TVCMの影響力低下やプライベートブランドの普及など、色々な懸念があるようなので、今後のリターンは今までよりも低くなってしまうのかもしれませんね。
ちなみにネット広告のシェアが大きいGOOG(アルファベット)やFB(フェイスブック)は無配なので、私はGOOGを1株お試しで保有しているのみです。配当金生活が目標なので無配の株は基本的に買わないのですが、配当を払うようになったら買ってみたいなと思っています。
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