売買手数料とNISA口座


私は米国株を買うとき、一回の購入金額はできるだけ1,111ドル以上になるようにしています。

これは利用しているSBI証券とマネックス証券の米国株の売買手数料体系が、約定金額1,111ドルまでは5ドルで固定、1,111ドル以上は約定金額の0.45%になっているからです。

ちなみに、楽天証券ではデンマークの製薬企業ノボ・ノルディスク(NVO)を取り扱っていたり、ドルMMFから直接米国株を買えたり、他のネット証券にはない魅力があるようですが、最低手数料が25ドルも掛かってしまうので、低所得の私には手が出せません。

NISA口座はSBI証券は海外ETFの購入手数料が無料、マネックス証券は米国株(ETF含む)の購入手数料が全額キャッシュバックなので、個別株を買う場合はマネックス証券のほうが良さそうですが、私はSBI証券にNISA口座を持っています。

最初にNISA口座を開いたのがSBI証券で移すのが面倒というのもあるのですが、私は配当が溜まったらすぐに海外ETFを1株ずつ買っているので、手数料無料のほうが使いやすいです。
マネックス証券で同じことをした場合、キャッシュバックの金額が多くなり、他の雑所得と合わせて20万円以上になると申告しなければいけないはずだからです。

それから、SBI証券では住信SBIネット銀行の外貨預金を利用すれば為替手数料は片道15銭で済みますし、指値注文もできるのですが、マネックス証券では片道25銭で購入タイミングを選べないという違いがあります。

去年まではSBI証券の米国株手数料が25ドルだったので、海外ETFはSBI証券のNISA口座、米国個別株はマネックス証券の特定口座というように使い分けていたのですが、SBI証券の手数料が5ドルに引き下げられたので、米国個別株も普段はSBI証券で購入するようにしました。

ですが、マネックス証券は米国株の指値注文期間が90日と長い(SBIは15日だと思います。)ですし、NISA口座以外でも米ドル・米国株購入手数料のキャッシュバックキャンペーンをやっていたりするので、キャンペーン期間中はマネックス証券を使っています。
本当は統一したほうが効率良く管理できると思うのですが、どちらかを全部売却すると無駄な手数料がかかってしまいますし、それぞれにメリットもあるので、このまま2つの証券会社を使い分けていこうと思っています。







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コメント

  1. フィリップグレアム2017/01/14 20:05

    こんにちは。
    米国株式投資してます。
    株式購入の仕方が、ほぼ同じなので、
    なんか親近感持ちました。
    マネックスとSBIを併用してます。
    NISAは、SBIです。
    SBIコスパ、使い勝手最高ですね!
    うれしくてコメントしちゃいました。
    違うとこは、とりあえず全部欲しい
    銘柄を全部特定口座で買います。
    年末くらいにその年の配当と含み損を
    相殺する分くらい売ります。
    同じ銘柄をNISA口座で買い戻します。
    損益通算の制度を使い確定申告を
    して源泉徴収分の税金をとり
    もどします。
    翌年は、値上がりすれば放置。
    下がれば買い増しします。
    鉄板銘柄じゃないとできませんが…
    ブログ頑張って下さい!

    返信削除
  2. こんにちは。
    コメントありがとうございます!
    初めてコメント頂いたのですごく嬉しいです。
    NISA口座、そういう使い方もあるのですね。
    たしかにそのほうがNISAのメリットを最大限に活かせそうですね。
    ただ、私は去年日本株で約100万円の損失を出してしまっているので、3年間の損失繰越が終わるまではフィリップグレアムさんの方法は使えなさそうですが…
    ブログ頑張って続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。

    返信削除
  3. フィリップグレアム2017/01/15 19:36

    100万円大きいですね。
    安全域を必ず忘れない。
    これにつきますね
    私はかなりの頻度で忘れます(笑。
    日本株って、難しいですよね…
    私も、最初の2ヶ月はやってましたが、
    暴落したらどうしようという不安に
    襲われました。
    そこで1番成功している人はどうするんだろう?
    そこでバフェットを初めて知りました。
    答えは、優良株をどーんと買い増す。
    �д ̄;
    衝撃的でした。
    また、そのなかで米国株の凄さを
    知りました。
    即日本株撤退しました。
    切り替えて2〜3年経ちます。
    参考にしてる人は、
    バフェット、ルーシンプソン、
    メリルウィットマーです。
    全員バークシャーの関係者です。
    ジョンマローンなんかも好きです。
    彼の税金嫌いの発想をヒントに
    NISAのアイデアが浮かびました。

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  4. 2カ月で見切りを付けて即撤退されたんですね。
    私は2013年の夏頃に少額で日本株を始めて、2015年のピーク前に投資額を増やしてしまい、撤退したのが去年のブレグジットから大統領選にかけてだったので、タイミング的には最悪でした。
    含み損は一時200万近くまで膨らんでしまって損失に慣れてしまったせいか、米国株で含み益がある今の状況が逆に怖いです。(笑)
    ルーシンプソン、メリルウィットマー、ジョンマローンは初めて知りました。
    私はジェレミー・シーゲルの本以外はまだあまり読めていないのですが、バークシャーにはとても興味があります。
    知識不足なのでこれから勉強していきたいです。

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