前回の記事(DIVCON(配当健全性))の続きです。リアリティ・シェアーズではDIVCONに基づいたETFが3つあるようです。Google翻訳に頼っているので内容は間違ってるかもしれません。
・LEAD(Reality Shares Divcon Leaders Div ETF) : 経費率0.43% ベータ値0.83
DIVCON格付に基づいて、今後12カ月で増配する可能性が最も高い米国大型株に時価総額で投資
・GARD(Reality Shares Divcon Dividend Guard ETF) : 経費率0.88% ベータ値0.16
Guard Indicatorが市場の上昇を予測すると、今後12カ月で増配する可能性の最も高い米国大企業に100%投資、市場の下落を予測すると、ウェイトを50%に減らし、残り50%は減配する可能性の最も高い株を空売り
・DFND(Reality Shares Divcon Dividend Dfndr ETF) : 経費率0.86% ベータ値0.24
今後12カ月で増配する可能性の最も高い米国大型株に75%投資し、ヘッジとして、減配する可能性の最も高い株を25%空売り
ETFが設定されたのは2016年1月なので、上のグラフはバックテストですが、どれもS&P500のトータルリターンを上回っています。リスクはLEAD、GARD、DFNDの順に低くなっていますが、リターンはGARDが一番良いようです。2008年はS&P500が-37.0%に対して、LEADは-32.2%、DFNDは-3.8%、GARDは+24.6%です。
DFNDは減配する可能性の高い株を常に25%空売り、GARDは市場が下落するのを予測すると50%空売りすることでリスクを減らしていて、このように買いポジションと売りポジションを組み合わせるETFのことをロングショートETFというそうです。
私には上手く空売りするような能力はないので、特にGARDのようなETFには少し興味を惹かれますが、残念ながらSBI証券やマネックス証券では取り扱っていないようです。マイナーなETFなので当たり前ですが…
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