BTI（ブリティッシュ・アメリカン・タバコ）からの配当金

BTI（ブリティッシュ・アメリカン・タバコ）からの配当金がありました。BTIは英国株のADRなので、現地の源泉税率は0％です。受取配当額は国内源泉徴収税20.315％とADR手数料（$0.92）を差し引いて$110.82でした。一度の配当額が$100を超えたのは今回が初めてなので何となく嬉しいです。

ADR手数料は1株当たり$0.01、配当に占める割合は0.7％です。今まで配当を受け取ったADRでは、HSBCやRDS.B（ロイヤル・ダッチ・シェル（B株）、NVS（ノバルティス）、POT（ポタシュ･コーポレーション･オブ･サスカチワン）のADR手数料は$0ですが、AZN（アストラゼネカ）は$0.02でした。AZNの場合、ADR手数料が配当に占める割合は2.1％と高いです。
（過去記事：ADR手数料）

BTIは5月と10月の年2回配当ですが、配当額は5月のほうが多いです。配当は米ドル建てだと減配になっている年もありますが、The DRiP Investing Resource Centerによると、ポンド建てでは17年連続増配のようです。 配当利回りは3.1％で、ポンド建ての増配率（過去5年）は年率5.5％です。

最近の配当性向は60～70％程度です。
タバコ株は設備投資がほとんど必要なく、莫大なフリーキャッシュフローを生み出すことができます。

粗利益率は70％以上、営業キャッシュフローマージンは30％以上、ROICは20％と高収益です。直近のROEは71％です。

株価は年初来で24.1％上昇していて、PERは21.5（過去5年平均18.5）、配当利回りは3.1％（過去5年平均4.1％）と割安感はありません。


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