ロシア株ETF(ERUS、RSX、RSXJ)

2018年5月20日更新
時系列CAPEレシオを追加しました。

前回の記事(世界各国のイールドスプレッド比較)でロシア株が魅力的だと思ったので、今回はSBI証券で買えるERUS(iシェアーズ MSCI ロシアETF)、RSX(ヴァンエック ベクトル ロシアETF)、RSXJ(ヴァンエック ベクトル ロシア小型株ETF)について調べてみました。


経費率PER配当利回りAUM
($10億)
銘柄数
ERUS
iシェアーズ MSCI ロシア ETF
0.62%7.813.62%0.5322
RSX
ヴァンエック ベクトル ロシアETF
0.65%9.664.24%1.7428
RSXJ
ヴァンエック ベクトル ロシア小型株ETF
0.76%11.173.84%0.0525

銘柄数はどれも少ないですね。経費率と配当利回りではERUSが良さそうに思えますが、純資産額はRSXのほうが大きいです。平均出来高(過去45日)はRSXが$213.83Mに対して、ERUSは$20.13Mしかありません。

セクター



ERUSはエネルギー、金融セクター比率が高いです。RSXJが一番セクター分散されていますが、私は低PER・高配当利回りのエネルギー株が欲しいのであまり惹かれません。

組入銘柄

※RSXJは個別銘柄を見てもさっぱり分からなかったので省略します。ADRは米国預託証券、GDRはグローバル預託証券です。

ERUS


RSX

銘柄名セクターウェイト
銘柄名セクターウェイト
ズベルバンクADR金融11.5%
ガスプロムADRエネルギー8.2%
ルクオイルエネルギー10.2%
ズベルバンクADR金融8.1%
ガスプロムエネルギー9.6%
ルクオイルADRエネルギー7.1%
ズベルバンク金融6.3%
マグニトGDR生活必需品6.1%
ノヴァテクGDRエネルギー4.9%
ノリリスク・ニッケル素材5.8%
タトネフチエネルギー4.8%
タトネフチADRエネルギー5.6%
ノリリスク・ニッケル素材4.7%
ノヴァテクGDRエネルギー5.3%
マグニトGDR生活必需品4.6%
ロスネフチGDRエネルギー4.7%
モバイル・テレシステムズADR電気通信3.9%
ヤンデックステクノロジー4.6%
ガスプロムADRエネルギー3.5%
モバイル・テレシステムズADR電気通信4.3%
アルロサ素材3.1%
VTBバンクGDR金融4.1%
セヴェルスターリ素材2.9%
トランスネフチ(優先株)エネルギー4.1%
ロスネフチGDRエネルギー2.9%
X5リテールGDR生活必需品3.7%
VTBバンクGDR金融2.7%
スルグトネフチェガスADRエネルギー3.7%
ルクオイルADRエネルギー2.7%
アルロサ素材3.0%






ズベルバンク  ルクオイル  ガスプロムなど上位銘柄は同じですが、RSXにはヤンデックス(ロシア版グーグル)が入っています。

トータルリターンとボラティリティ

エネルギーセクターを多く含むERUSのほうが下落しているのかと思っていましたが、トータルリターンはERUS>RSXでした。

ERUSは2010年11月9日に設定された新しいETFなので、設定日が2007年4月24日のRSXとS&P500(SPY)を比較してみます。
設定日にRSXを買った投資家はまだ32%の含み損を抱えているようです。特にリーマンショック時の80%超の暴落は恐ろしいですね。

現在のロシア株は売られ過ぎのように思えますし、サテライト投資として少しずつ買っていきたいです。ERUSとRSXのどちらにするかは迷いますが、個人的にはガスプロムやルクオイルといった低PER・高配当利回りのエネルギーセクター比率が高いERUSのほうが魅力手かなと思います。

MSCI ロシア・インデックスの時系列CAPEレシオ


出典: Research Affiliates 

2006年以降のCAPEレシオの中央値は6.3で、現在は6.1です。リーマンショック前は20超でしたが、2009年以降は常に1ケタで推移しています。

ちなみにロバート・シラー教授も「26か国でCAPEレシオが最低なのはロシアだ。」と発言しているそうです。
フィナンシャル・ポインター「ロバート・シラー:「心配ない」は心配なしるし」

あとはADRでは携帯電話会社MBT(モバイル テレシステムズ)が配当利回り約9%で気になります。ロシア株の配当の現地源泉税率は15%だそうなので、税引き後でも約6%です。
SBI証券「よくある質問」



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