生活必需品セクター、相対的に割安感が増す

生活必需品セクターは景気循環の影響を受けにくく業績が安定しているため、基本的にPERは市場平均よりも高めになっています。モルガンスタンレーによると、「世界の生活必需品株のPER÷世界株のPER」の中央値は1.2だそうです。

2018年3月末のデータをみると、MSCI World Consumer Staplesの実績PERは20.81、予想PERは17.66に対して、MSCI Worldの実績PERは19.61、予想PERは15.43です。


「世界の生活必需品株÷世界株」は実績PERを使うと20.81/19.61=1.06、予想PERを使うと17.66/15.43=1.14です。

ちなみに、昨年8月末の時点では実績PERを使った場合が1.12、予想PERを使った場合が1.18でした。
(過去記事:生活必需品株は比較的割安?

世界の生活必需品株の平均PERは19.7

相対的には生活必需品株がかなり割安になってきているように思えます。

ですが、実績PERの平均値をみると、世界株が15.9、世界の生活必需品株が19.7だそうなので、現在の世界株は約23%程度割高、世界の生活必需品株は約6%程度割高ということになります。

絶対的な水準は過去平均よりも高いですが、個人的には6%程度なら全然気にならないくらいです。私が生活必需品セクター偏重のポートフォリオにしようと決めた頃は「世界の生活必需品株PER÷世界株PER」が1.2超でした。

生活必需品セクターは金利上昇局面に弱いのでまだしばらくは低迷が続きそうな気がしますが、全般的に割高な中で魅力が高まってきているんじゃないかなと思います。


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