新興国株と米ドルインデックスは逆相関


今回は新興国株と米ドルインデックスについてです。

新興国株と米ドルインデックス(1989年8月~2018年8月)

米ドルインデックスは名目実効為替レートと実質実効為替レートの2種類を見ていきます。

※名目実効為替レートは主要貿易相手国との為替レートを貿易額のウェイトで加重平均したもので、実質実効為替レートは名目実効為替レートをインフレ調整したものです。

新興国株と米ドル名目実効為替レート

新興国株はミューチュアルファンドMADCX(Emerging Markets Fund)、米ドルインデックスはFREDのDTWEXM(Trade Weighted U.S. Dollar Index: Major Currencies)の月次データを使用しました。
※左軸が新興国株、右軸がドル名目実効為替レート で 、両対数グラフになっています。
相関係数(CORREL関数)は-0.608で負の相関があります。

新興国株は米ドル高の時期には下落しているか横ばいですが、米ドル安になると大きく上昇しています。

新興国株と米ドル実質実効為替レート

新興国株はミューチュアルファンドMADCX(Emerging Markets Fund)、米ドル指数はFREDのTWEXMPA(Real Trade Weighted U.S. Dollar Index: Major Currencies)の月次データを使用しました。
※左軸が新興国株、右軸がドル実質実効為替レート で 、両対数グラフになっています。
相関係数(CORREL関数)は-0.103で、名目実効為替レートのグラフと比べるとあまり相関がないようです。

これは名目実効為替レートを見たほうが良さそうです。

米ドルは下落する?

先ほど使った米ドル実質実効為替レートの長期チャートを見てみると、現在の米ドルは割高圏にあるように思えます。米ドル安を予想する著名投資家も多い気がしますし、チャートを見た感じでも2016年に天井を打って米ドル安トレンドになりそうなようにも見えます。
現在の新興国株は米国株、先進国株に比べて相対的に割安に見えますし、今後米ドルが下落するとしたら新興国株の上昇相場が期待できるかもしれませんね。


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