新興国株と米国ディフェンシブ株は比較的相関が弱い


新興国株と米国株10セクターの相関

新興国株と米国株10セクターの相関係数(月間)をPortfolio Visualizerで調べてみると、ヘルスケア、生活必需品、公益セクターは比較的相関が弱いことが分かります。
※期間は1997年3月~2018年9月で、以下のミューチュアルファンドを使っています。
新興国株:MADCX、生活必需品:FDFAX、ヘルスケア:FSPHX、公益:FSUTX、電気通信:FSTCX、テクノロジー:FSPTX、一般消費財:FSCPX、素材:FSDPX、資本財:FCYIX、金融:FIDSX、エネルギー:FSENX
新興国株とヘルスケア、生活必需品、公益セクターとの60日ローリング相関は以下のようになっています。

新興国株と米国ヘルスケア株の60日ローリング相関

新興国株と米国生活必需品株の60日ローリング相関

新興国株と米国公益株の60日ローリング相関

ヘルスケアと生活必需品は最近では相関が強まっていますが、公益はそれほど変化がないようです。

新興国株+米国ディフェンシブ株は良い組み合わせに思える

私のポートフォリオは米国ディフェンシブ株と新興国株のウェイトが高めです。

長期投資を始めたばかりの頃は米国ディフェンシブセクターの高配当株偏重でしたが、相対的なバリュエーションの低さに惹かれて新興国株のウェイトを少しずつ増やしています。

新興国株は高ボラティリティなので単独では少し怖いですが、新興国株と比較的相関の弱い米国ディフェンシブ株との組み合わせは割と良いんじゃないかなと思っています。



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