米金利が上がっても貸株金利が上がらない


SBI証券では米国貸株サービス「カストック(Kastock)」があり、僅かですが貸株金利を得ることができます。

昨年は比較的高金利だったBTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)とCALM(カルメイン・フーズ)を貸し出して微々たる雑所得を得ていたのですが、BTIは金利が下がり、CALMは売却したのでしばらく止めていました。
(過去記事:BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の貸株金利

今日久しぶりにチェックしてみたのですが、米金利が上がっているのに貸株金利は全然上がっていませんでした。

下表はSBI証券の米国貸株金利(2018年10月13日時点)で、以前と変わらずほとんどが0.01%です。貸株の信用リスクを考えると0.01%はあまりにも低すぎると思います。

貸株金利銘柄割合
0.01%120379.8%
0.05%744.9%
0.10%442.9%
0.30%261.7%
0.50%312.1%
1.00%241.6%
1.50%130.9%
2.00%201.3%
非対象724.8%
合計1507100.0%

現在、保有銘柄で最も高金利なのはERUS(iシェアーズ MSCI ロシア ETF)の0.10%、次いでTUR(iシェアーズ MSCI トルコ ETF)の0.05%、他はすべて0.01%です。

とりあえずERUSだけ貸出設定にしてみましたが、これも最近までは0.01%だったみたいなので金利が下がったら止めるつもりです。

一方、日本株は以下のように非対象銘柄を除くと最低0.10%、1%超の金利がつく銘柄も結構あります。

貸株金利銘柄割合
0.10%336183.3%
0.40%120.3%
0.50%1734.3%
1.00%1924.8%
1.50%10.0%
2.00%1213.0%
3.00%370.9%
4.00%150.4%
5.00%60.1%
6.00%90.2%
7.00%30.1%
8.00%30.1%
10.00%10.0%
12.00%10.0%
14.00%10.0%
非対象1002.5%
合計4036100.0%

普通に考えると低金利国の日本株の貸株金利のほうが低くなりそうな気がしますが、米国株はSBI証券の取り分が多いんでしょうか…

私が唯一東証上場で保有中の1391(UBSスイス株) は貸株非対象です。注目している2914(JT)は0.10%なので、買うことがあったら貸株してみようかなと思っています。


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