FRBのバランスシートと株価


FOMC以降、FRBのバランスシート縮小の注目度が高まっているようです。

パウエル議長が「景気調節はFFレートで対応するのでバランスシート縮小は景気が悪化しても止めない」との見解を表明したことが切っかけで株価が急落しました。その後ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が景気次第で今後の方針を見直す融和的なスタンスを示しましたが、株価上昇は一時的なものに終わっており、S&P500は週間ベースで7.05%下落しました。

FRBのバランスシートと米国株の関係

FRBのバランスシートと米国株(Wilshire 5000 Full Cap Price Index)の推移は以下のようになっています。
出典:FRED

2008年10月末=100として指数化してみると、2016年までは両者は似たような動きをしているのが分かります。2016年秋以降はトランプ減税期待で株価だけが上がり続けていましたが、足元では株価もとうとう下落に転じています。
(FREDのデータは2018/12/12までなので、現時点の株価はグラフよりも更に下がっています。)
量的緩和は理論的には効果がないそうですが、中央銀行のバランスシート拡大が大量の流動性を供給し、長期金利を押し下げ、株価を上昇させたとしたなら、バランスシート縮小が流動低下、長期金利押し上げ、株価下落を引き起こすのは当然なのかもしれません。

FRB、ECB、日銀のバランスシート推移

FRB、ECB、日銀のバランスシートは以下のように推移してきました。
(左軸はFRBがMillion $、ECBがMillion €、日銀が100 Million ¥です。)
出典:FRED

ECBは2018年12月でバランスシート拡大を終了するので、来年からは拡大を続けるのは日銀だけになります。


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