イールドカーブ逆転から景気後退までのS&P500騰落率


米長期金利が下落しており、にわかに逆イールドが注目されています。

短期金利が長期金利を上回る逆イールドは一般に景気後退のサインとされており、今月3日には2年国債利回りと3年国債利回りが5年国債利回りを上回りました。

一般的に重要視されているのは10年国債利回りと2年国債利回りの利回り格差で、これはまだ順イールドですが、現時点では0.13ポイント程度の差しかないのでいつ逆転してもおかしくないように思えます。

イールドカーブ逆転から景気後退までのS&P500騰落率

ただし、下表ではイールドカーブが逆転してから景気後退までは20カ月前後もあり、景気後退までのS&P500の騰落率は平均値で12.7%、中央値で9.9%だそうです。過去5回はすべてプラスのリターンになっています。
出典:Affinity Wealth Management Group

逆イールドになったからといってすぐ売ってしまうと、よく言われる「最後のひと上げ」を逃してしまうということですね。

これだけを見ると逆イールドになってから20カ月後に売却すればいいんじゃないかなと安直に思ってしまいそうですが、私はこういうタイミングをうまく計れる気が全くしないので、どうなろうとバイ&ホールドを続けるのみです。


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