現時点で嗜好用大麻合法化は酒類売上に悪影響を及ぼしていない


CNBCの記事によると、現時点で嗜好用大麻合法化は酒類売上に悪影響を及ぼしていないようです。
(参考記事:Marijuana hasn't hurt booze sales in the three states where weed has been legal the longest, liquor industry group's study says(CNBC)

嗜好用大麻が合法化されたコロラド州、オレゴン州、ワシントン州では、スピリッツ、ワイン、ビールの総売上はほぼ横ばいだったそうです。
(州別ではコロラド州+1.7%、ワシントン州-0.2%、オレゴン州-0.5%)

酒類別ではスピリッツが3州すべてで増加、ワインがコロラド州とオレゴン州で増加、ワシントン州で減少、ビールが3州すべてで減少しており、特にローエンドのビールが最も影響を受けているそうです。ミレニアル世代はビールをあまり好まないそうですし、この結果は大麻が合法化されなかったとしてもあまり変わらなそうに思えます。

個人的にはタバコは仕事中に吸えるのに対して、大麻はお酒と同じく酩酊してしまうので仕事中には吸えない(はず)と考えると、大麻はタバコよりも酒類と競合するんじゃないかなと思っていました。
(私はタバコもお酒も飲まないので想像ですが。)

また、お酒と違って大麻は過剰摂取が原因で死亡することはほぼなく、 依存性も低いという話をよく聞きます。より安全?に楽しく酩酊できる大麻が合法化されたら酒類は打撃を受けそうな気がしていましたが、現時点ではそれほど心配しなくても良いのかもしれませんね。


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