MBT(モバイル・テレシステムズ)が米国上場廃止を検討


プレスリリースによると、ロシア最大の携帯電話会社MBT(モバイル・テレシステムズ)は米国上場を見直そうとしているようです。
(過去記事:【高配当ロシア株】MBT(モバイル・テレシステムズ)

MBTは現在、ADR(米国預託証券)の形でNYSEに上場していますが、この上場に関連するコストがモバイル・テレシステムズ株主にとって最善の利益をもたらし続けるのかどうかを検討するとのこと。

このニュースを受けて、NYSE上場のMBTの株価は2/8に前日比-8.20%と急落しました。急落前のMBTはモスクワ上場のMTSSに対してプレミアムがついていましたが、現在は若干ディスカウントされています。
(2/8終値では、NYSE上場のMBTが7.61ドル、モスクワ上場のMTSSが255.00ルーブル、MBTとMTSSの比率は1:2なので、急落後のMBTはMTSSに対して約2%のディスカウントです。)

日本人株主としては多少コストがかかってもNYSEに上場し続けて欲しいのですが…米国に上場していると規制が厳しかったり色々あるんでしょうか。

サクソバンク証券でもロシア現物株は取り扱っていませんし、もしMBTの上場廃止が決定してしまった場合にはERUS(iシェアーズ MSCI ロシアETF)に乗り換えるつもりです。

ロシアが投資適格級に復帰

ところで、この日にはムーディーズがロシアを投資適格級(Baa3)に引き上げたので、これでS&P、ムーディーズ、フィッチの3社で投資適格級になりました。

VAT(付加価値税)税率引き上げによって足元のインフレ率は5%まで上昇していますが、これは一時的なもので2020年にはロシア中銀のターゲット4%程度に落ち着くと予想されているようです。

2018年のロシア株は相対的に堅調でしたが、依然としてロシアは世界で最もCAPEレシオが低いです。また2番目にCAPEレシオが低いトルコと違って、経常黒字国かつインフレ懸念も小さいため、引き続きロシアにはとても強気です。


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