FCAUを保有している楽天証券では8/23に現地源泉税率が15%→0.34033%に訂正され、差額分が入金されていました。
FCAU(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)からの配当金がありました。
受取配当額は国内源泉徴収税20.315%と現地源泉税0.34033%を差し引いて$109.70でした。
(最初は現地源泉税15%が差し引かれていましたが、のちに0.34033%に訂正され、差額分が入金されました。なお、楽天証券の配当案内書の国外税率は小数点以下が省略されて0%となっていますが、配当$138.10に対して現地源泉税は$0.47なので、源泉税率は0.34033%です。)
FCAUはMSCIイタリア指数に組み入れられていますが、登記上の本社はオランダ、税務上の本社はイギリスとなっています。
最初は現地源泉税15%が差し引かれていたのでオランダ株、あるいはイタリア株扱いなのかなと思っていましたが、あとで0.34033%に訂正されたのでイギリス株扱いになったんでしょうか。
また、2019/5/30に受け取った配当の現地源泉税率は0.17166%(配当額$273.80に対して現地源泉税$0.47)に訂正されており、5/7の配当とは税率が違っています。現地源泉税の欄は5/7も5/30も両方$0.471(1株当たり$0.0025)になっているので、配当額に関わらず一律で1株当たり$0.0025が徴収されるようになっているのかもしれません。
ADR手数料なのかなと思って調べてみましたが、以前ご紹介したシティバンク、ドイチェバンク、JPモルガン、バンク・オブ・ニューヨーク・メロンのサイトで調べてみても情報は出てこなかったのでよく分かりませんでした。
(過去記事:ADR手数料を調べる方法)
とりあえずはFCAUがイギリス株ADRのようなものになったということで素直に喜んでおこうと思います。
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