過去記事:長期金利と銅価格/金価格比率
工業用金属の銅は経済の先行きを示す「ドクターコッパー」との異名を持ち、景気拡大(金利上昇)のときに買われます。反対に安全資産の金は景気後退(金利下落)のときに買われるので、「銅価格÷金価格」が上昇すると長期金利も上昇するということだそうです。
実際に過去10年の銅/金レシオと長期金利を見てみると綺麗に同じような動きをしており、たしかに2016年の金利反転上昇など先行指標として機能しているように見えます。
出典:FRED |
FREDでは銅/金レシオは月次データになってしまうので直近のデータが抜けていますが、StockChartsで日次チャートを見てみると12月に入ってからも結構上がっているようです。
出典:StockCharts |
最近の長期金利は1.8%前後であまり動きがありませんが、今後、銅/金レシオが下がるのか、それとも長期金利が上昇するのか気になっています。
FFレートも2020年中は変更なしがメインシナリオですし今後もあまり動かなさそうな感じがしますが…
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