海外株の信用取引解禁?:為替ヘッジを検討したい


数日前のニュースですが、証券会社の自主規制団体である日本証券業協会が海外株式の信用取引を解禁する議論を始めると発表したそうです。
 参考:海外株の信用取引、日証協が解禁議論

私は今のところレバレッジをかける予定はないので直接的な恩恵はありませんが、これで海外株を担保にFXで為替ヘッジできるようにならないかなと期待しています。

たとえばSBI証券の場合、国内株式の評価額の70%を担保として差し入れてFXができるようになっていますが、現状だと海外株式の場合はこれができないので新たに証拠金を用意する必要があります。

出典:SBI証券

為替ヘッジについては以前記事を書いたのですが、フルインベストメントの私にとっては新たに証拠金を用意するのが勿体なく感じるのもあって選択肢から外していました。
 過去記事:【為替ヘッジの必要性】米国株(ドル建て・円換算)の12カ月ローリング・ボラティリティ
 過去記事:モンテカルロ法によるリタイアシミュレーション

個人的には長期投資では為替ヘッジは不要なんじゃないかなと思っていますが、今のドル円は購買力平価でみるとかなり割高な水準にありますし、また当面はリスクオフの円高は無くならなさそうなので、下落相場に向けて為替ヘッジができるならやってみたいなと思っています。

出典:国際通貨研究所

ただし、もし海外株を担保にFXができるようになったとしても、FXは雑所得扱いなので、株式とは損益通算できないというデメリットは残ります。

損益通算までできるようになれば良いのですが、とりあえずは海外株を担保にFXだけでもできるようになってほしいです。


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