現金はゴミ、債券はバブル、ゴールドは利息を生まない、なので割高な株式を買う


レイ・ダリオ曰く「現金はゴミ(Cash is trash.)」だそうですが、債券はバブル、ゴールドは利息を生みません。

株式は割高水準からCOVID-19をきっかけに急落し、マーケットは大幅な利下げを織り込んでいますが、いま利下げしてしまうと金融緩和余地はさらに失われてしまいます。景気サイクル終盤でこれほど緩和余地が小さいのは心もとない感がありますが、消去法的に株式を選ばざるを得ないと個人的には思っています。少し前にTINA(There is no alternative)トレードという単語をよく耳にしましたが、まさにそんな感じです。

現金(短期国債を含む)は名目の価値は保たれても、レイ・ダリオが言うように金融緩和下ではインフレ調整後の実質的な通貨価値が薄まるので悪手に思えます。タイミング投資がうまくできる人は暴落待ちをしてもいいのかもしれませんが、私は見極める能力がゼロなので無理です。

債券は上昇余地が限定的です。先進国の国債は実質金利がマイナスなのでキャピタルゲインを期待するしかありませんが、プラス金利の米国債でさえ、金利の下限がゼロだとしたらあと1%ポイント強しか金利低下余地がありません。

現金保有コストを上回る物理的下限まではまだ遠いのかもしれませんし、近い将来現金が廃止されると物理的下限がなくなるので理屈上はさらに金利が下がる可能性もあるかもしれません。ですが、米国ではマイナス金利には否定的な意見が多いようですし、素人感覚でも銀行に悪影響が出てうまくいかないような気がします。

ゴールドは利息を生まないうえに、既にかなり上がっているように思えます。シルバーは金銀比価をみるとかなり安く感じますし、雰囲気的には上昇余地が大きそうな気がします。貴金属を買うならゴールドよりシルバーを選びますが、超長期的にみれば結局はインフレ率程度のリターンしか期待できないので私はあまり好きではありません。
 過去記事:金銀比価とシルバー版オールシーズンズ・ポートフォリオ

ということで、私はこれまで通り株式100%を維持します。
(レイ・ダリオが現金はゴミだと言ったのはよく分散されたポートフォリオにしようという意味みたいですし、債券はバブルといってもまだしばらくはリスクオフ時のヘッジとして十分機能するはずで、結局はオールシーズンズ戦略のようなポートフォリオのほうが良いんだろうなと思っていますが。)


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