労働意欲が低下するといつもどうやったら(今すぐ、そして恒久的に)働かずに済むんだろうかという妄想を始めるのですが、このところのお気に入りの妄想は「全財産をS&P500に投資してコールドスリープ※する」 というものです。
※Wikipediaによると、コールドスリープは和製英語のSF用語だそうで、英語圏では冷凍睡眠のことをハイバネーション(冬眠)やハイパースリープと呼ぶそうです。
今はまだコールドスリープ自体が無理だと思うので完全に妄想ですが、もし低コストでコールドスリープできるようになったらやってみたいなと興味を持っています。
(解凍に失敗する可能性と労働の辛さを天秤にかけて割に合いそうだったらですが…)
S&P500を75年間バイ&ホールドするシミュレーション
「わたしのインデックス」によるとS&P 500 (配当込み) (円)の過去30年間のパフォーマンスはリターン9.0%、ボラティリティ18.1%だそうです。Portfolio Visualizerでリターン9.0%。ボラティリティ18.1%、初期投資額20万ドル、インフレ率2%、期間75年(最長が75年までしかありませんでした)としてモンテカルロ・シミュレーションをしてみると結果は以下のようになりました。
出典:Portfolio Visualizer |
インフレ調整後の実質ベースでは10パーセンタイルが$1,687,565、50パーセンタイルが$11,106,577、90パーセンタイルが$67,868,750です。
75年でこれなので100年まで引き延ばしたらもっと大金持ちになれそうです。
クライオニクス
解凍・蘇生できる技術が確立した未来に望みを託して死後すぐに人体を冷凍保存する「クライオニクス」は既に存在しており、米国には「アルコー延命財団」というクライオニクスの研究・実行を目的とした非営利団体があるそうです。そのうち生きたままでもOKにならないかなと思ってWikipediaを読んでいると恐ろしいことが書いてありました。
2010年7月31日現在、924名のメンバーを有し、テッド・ウィリアムズなどの著名人含む98体の遺体を冷凍保存している。
2009年10月2日、元施設役員のラリー・ジョンソンが告発本『フローズン』(日本語訳『人体冷凍 不死販売財団の恐怖』、渡会圭子訳、講談社、2010年)を出版、冷凍保存されたテッド・ウィリアムスの頭部を野球の練習に使うなどという同僚職員の蛮行や杜撰な遺体管理と、未来の科学技術なら遺体が復活できることを信じる職員たちのカルト的な雰囲気を告発している[2]。
引用:Wikipedia
さらに費用も割と掛かるようです。ライバル企業は安価のようですが、死後ではなくて生きたままだともっと高そうな気がするので私の資産程度では厳しそうですね…
人体を冷凍保存するには、本人が財団の登録メンバーとなり年会費を払う必要がある。年会費は冷凍保存をした後(つまり死後)も払う必要があり、生命保険などを充てる者もいる。冷凍保存のプロセスそのものには全身保存で約15万ドル、頭部のみの保存で約8万ドルかかる。冷凍保存の費用に関しては、ライバル企業(団体)と目されるクライオニクス研究所は約2万8000ドルという価格を設定している。安価にコールドスリープできる技術が確立するのと私がリタイア目標に達するのとでは後者のほうが早いような気がしてきたので、やはり我慢して普通に働くしかなさそうです。
引用:Wikipedia
よろしければ応援クリックお願いします
SPXLに投資すると投資期間を三分の一に短縮できますよ?
返信削除コールドスリープ中にSPXLが償還されていてほぼ無一文で目覚める恐れもありそうなので、もしやるとしたら現物で資産規模が大きいものに限定したいです。
削除