GVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF)の次回の組み入れ国が気になる


私が低CAPE戦略として採用しているGVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF)というETFがあります。

これは世界45カ国から割安な25%の国に投資するETFで、現在はブラジル、ギリシャ、イタリア、スペイン、ポルトガル、トルコ、ロシア、シンガポール、英国、ノルウェー、ポーランド、チェコの12カ国が組み入れられています。

GVALは年1回(たぶん4月末頃)組入れ国の入れ替えがあり、前回はイスラエルが抜けて英国が新しく組み入れられました。

株価が大きく動いたので、次回のたぶん1カ月後の入れ替えではどの国が組み入れられるのかとても気になっています。

世界各国の年初来パフォーマンスと予想PER、PBR、配当利回り

下表に現在の各国の年初来パフォーマンスと予想PER、PBR、配当利回りをまとめました。黄色はGVAL構成国で、データはMorningstarのものです。
※あともう1国チェコがありますが、カントリーETFがないので表には載っていません。 また、GVALは"long-term valuation similar to the Shiller 10-year CAPE ratio"に基づいて選んでいるのでCAPEレシオを比べたほうがいいと思いますが、CAPEレシオのデータが入手できない国も多いですし、現在は2月末時点のデータしかないので予想PERの昇順に並べています。

TickerTotal
Return
YTD
Price/
Earnings
Forward
Price/
Book
TTM
Dividend
Yield TTM
NGEナイジェリア-37.82%4.200.587.14%
TURトルコ-29.68%6.000.823.76%
PAKパキスタン-37.76%6.260.953.86%
ERUSロシア-36.97%6.260.778.76%
ICOLコロンビア-45.97%6.501.203.51%
EGPTエジプト-30.77%8.401.202.24%
GREKギリシャ-43.93%9.000.573.08%
EPOLポーランド-34.96%9.090.823.13%
EWOオーストリア-36.35%9.900.883.61%
EWY韓国-27.14%10.390.752.43%
ARGTアルゼンチン-40.62%10.581.091.40%
EISイスラエル-23.85%10.861.312.13%
EWIイタリア-29.69%10.991.134.17%
UAEUAE-27.77%11.060.853.85%
EZA南アフリカ-42.61%11.341.7015.49%
MCHI中国-12.84%11.721.241.51%
ECHチリ-38.49%11.751.063.08%
EIDOインドネシア-44.12%12.001.732.13%
EWPスペイン-30.05%12.161.064.13%
EWGドイツ-28.16%12.251.322.84%
EWU英国-31.52%12.321.344.89%
EWZブラジル-49.86%12.361.753.17%
EWSシンガポール-28.17%12.471.075.25%
EPHEフィリピン-35.29%12.511.480.90%
EWKベルギー-28.54%12.701.373.28%
QATカタール-14.50%12.831.173.88%
ENORノルウェー-41.45%12.841.453.82%
PGALポルトガル-27.29%12.911.423.89%
EWWメキシコ-38.00%13.131.533.20%
EWJ日本-15.29%13.571.122.25%
EIRLアイルランド-32.76%13.961.282.42%
EWQフランス-27.73%14.191.472.79%
EWCカナダ-30.88%14.331.572.35%
THDタイ-37.32%14.341.503.02%
EWT台湾-21.10%14.371.512.68%
EWH香港-20.26%14.671.062.88%
EWDスウェーデン-25.14%15.271.844.55%
KSAサウジアラビア-26.00%15.871.472.40%
EFNLフィンランド-26.17%15.981.376.20%
EWMマレーシア-22.62%16.031.443.25%
EWNオランダ-24.28%17.011.912.89%
EWLスイス-14.39%17.222.692.00%
EWAオーストラリア-35.95%17.231.934.46%
IVV米国-20.86%17.612.842.17%
EDENデンマーク-15.81%20.742.752.49%
INDAインド-32.46%21.022.421.08%
ENZLニュージーランド-25.06%29.402.413.66%

現在GVALに組み入れられていない国でPERが低いのはナイジェリア、パキスタン、コロンビア、エジプト、オーストリア、韓国、アルゼンチン、イスラエル、UAE、南アフリカ、中国、チリあたりです。

しかし、GVALの対象45国のなかにはナイジェリア、パキスタン、韓国、アルゼンチン、UAEは入っていないので、組み入れられる可能性があるのはコロンビア、エジプト、オーストリア、イスラエル、南アフリカ、中国、チリくらいだと思います。
出典:Cambria

私はこのなかでも特に低PERなコロンビアが組み入れられるんじゃないかなと勝手に思っています。ICOLは年初来のパフォーマンスが-45.97%でブラジル(-49.86%)に次いで悪く、予想PER6.50、PBR1.20、配当利回り3.51%となっています。

昨年9月に大雑把に計算したコロンビアの簡易CAPEレシオは11.83でした。現時点ではたぶんロシア、トルコ、チェコ、ポーランドの次くらいに低CAPEなんじゃないかなと思っています。
 過去記事:MSCIパキスタンのCAPEレシオを計算してみる

ちなみにMSCIコロンビアのドル建て年率トータルリターン(2000年12月末〜2020年2月末)は+18.48%と新興国(+8.48%)や全世界(+5.04%)を大きく上回っています。輸出は鉱業(石油・石炭)と農業がほとんどで、MSCIコロンビアのセクターは金融とエネルギーで8割超を占めています。

出典:MSCI

抜けるのはポルトガルになるんじゃないかなと思っていますが、GVALは先進国が選ばれがちな印象があり、単純に割安というだけでなくカントリーリスクも考慮されていそうな感があるのでよく分かりません。組み入れられるのもオーストリアとかになる可能性もありそうです。


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