アリババとテンセントの相対パフォーマンス


今回はアリババとテンセントの相対パフォーマンスを調べてみました。


まずは2014年9月19日(アリババ上場)以来のBABAとTCEHYの配当込み株価(YahooFinanceのAdj Close)を比べてみます。

2014/9/19~2021/3/12のトータルリターンはBABAが+146.96%に対して、TCEHYは+423.29%です。


アリババの株価をテンセントの株価で割った数値(2014/9/19=100)は以下のようになります。

上場日終値のアリババ株は割高だったのではと思うので、テンセントがアリババの時価総額を追い抜いた2016/8/17を100とした場合も作成してみました。

※だいたいアリババの時価総額/テンセントの時価総額に似た推移になっているはずですが、発行済株式数の増加ペースはアリババのほうが早いので若干ずれていると思います。

アリババ上場からしばらくの間と2020年後半以降を除くと概ね80~120の間で推移しています。


最大値は213.19(2014/12/17)、平均値は108.07、中央値は104.13、最小値は69.75(2021/3/2)、現在(2021/3/12)は75.13なのでほぼ最小値付近にあります。


バリュエーションをみると再び80~120に回帰しそうな気がしますが、共産党リスクはアリババのほうが高そうな感じなので当面はアリババのアンダーパフォームが続くのかもしれませんね。


私は現在アリババのみ保有しており、両方持っていれば中国の成長を大方取り込めると思うのでテンセントも買うつもりですが、アリババ対比でかなり高い水準にあるので買えるだけのお金があってもちょっと躊躇しそうです。



ついでなので60日ローリング相関も作ってみました。




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