ADR銘柄の配当の場合、現地源泉税率が米国株と違う上、ADR手数料を徴収されることがあります。
過去記事:ADR手数料
ADR手数料は下記記事の方法で調べることができるのですが、当ブログでは新しいADR銘柄の配当を受け取ったときには記事にしています。
過去記事:ADR手数料を調べる方法
ASMLからの配当金
受取配当額は現地源泉税15%と国内源泉徴収税20.315%を差し引いて$15.28でした。
オランダADRなので現地源泉税率は15%(アメリカは10%)ですが、ADR手数料はゼロでした。
ASMLの配当利回りは0.5%程度しかありませんが、ユーロ建ての配当と自社株買いは以下のように右肩上がりで推移しています。
出典:ASML |
出典:ASML |
ちなみにADR手数料は私が知っているなかでは配当の1%程度の銘柄が多いですが、BUD(アンハイザー・ブッシュ・インベブ)など高額のADR手数料を徴収されるものもあります。
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ADR手数料は、取る銘柄は無配でも取られます。つまり、ADR手数料の高い安いは配当に対して見るのではなく株価に対して見るものとなります。投信の信託手数料率と同じですね。
返信削除以前色々な銘柄のADR手数料を調べたことがあるので無配銘柄でも徴収されるのは認識していますが、もともとは有配銘柄からしか徴収されなかった手数料なので配当と比べています。
削除(イメージ的には現地通貨建ての配当を米ドルに替えてADR投資家に配るコストが大半なのかなという認識なので。)