S&P500、弱気相場入りでやっとCAPEレシオ過去10年平均と同水準に


久しぶりにS&P500のCAPEレシオを見てみると、弱気相場入りした割に28.39とまだ高く、やっと過去10年平均(28.58)と同水準くらいなんですね。ちなみに過去20年平均では25.98です。

出典:multpl.com

PERでは割高感が薄れていますが、リセッション入りでEPSが減少する局面になりそうな気配もあるので微妙なところですね。

出典:multpl.com


ところでセクター別PERをみると、テクノロジーは生活必需品や公益よりも低く、コミュニケーションサービスはヘルスケアよりも低くなっており、相対的に強いディフェンシブセクターの割高感が強まっている感があります。

あと地味にエネルギーのCAPEレシオは32.0でS&P500よりも高いようです。



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