投資手法の死亡認定が早すぎる


「バリュー投資の死」はアンダーパフォームしている期間が本当に長かったので仕方ないですが、最近は様々な投資手法が少し不調になったら死亡認定されるのが早いなと感じています。


今年は金利上昇で株式と債券が同時にやられているので、SPXLとTMFの最小分散ポートフォリオも死亡認定されているみたいで、これもずっとアウトパフォームしてきたなか、最近ちょっと不調(-50%超)なだけなので気が早すぎる気がしますね。


出典:Portfolio Visualizer

レバレッジなしPFでは1986年以降で最悪のドローダウンを記録しているので死亡認定したくなる気持ちも分からなくもないですが、長期金利の上昇余地ももうそれほど大きくなさそうですし、今後はまたアウトパフォームするんじゃないかなと思っています。


出典:Portfolio Visualizer


死亡認定を受けてもおかしくないのは低CAPEくらいです。


低CAPEっぽいETFのGVALはロシア株を組み入れていたためか、バリュー株が優位な2022年でも普通にアンダーパフォーム継続しており、ETF設定以来のトータルリターンはなんとマイナスに沈んでいます。


出典:Portfolio Visualizer

低CAPEがどうなるかは置いておいて、持ち上げられたかと思ったらすぐに死亡認定されてしまう様々な投資手法は流行りに乗り換えていかずに継続することが重要なんじゃないかなと改めて思っています。




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