私は住宅ローンを借りる予定がないので低みの見物なのですが、最近変動金利型住宅ローンに興味をもっています。
変動金利については、悲観派は日銀が利上げしたら変動金利で借りていたら破産するので固定金利一択、楽観派は店頭金利(短期プライムレート+1%ポイント)が長らくほぼ変わっていないので利上げ局面がきても今までとは逆に優遇幅が縮小していくだけで既に借りている人はセーフみたいな感じで意見が分かれているようです。
(日本では住宅ローン利用者の7割が変動金利らしいので、悲観派の多くはローンを借りていない人たちだと思いますが。)
出典:ダイヤモンド不動産研究所 |
最初は私も楽観派の意見が正しいのかなと思っていたのですが、金利上昇局面で優遇幅だけが縮小して店頭金利がそのまま維持された場合、既にローンを組んでいる人の金利は変わらず金利低下局面とは逆に銀行の負担が重くなるので、素人考えでは普通に店頭金利から上がっていかないと銀行危なくない??という気がするんですよね。
(金利低下局面で優遇幅だけ拡大していったときには逆に恩恵があったのは新しく借りる人だけで既に借りていた人にとっては借り換えないと支払う金利はそのままだったので、銀行にとっては有利だった)
そもそも銀行は金利上昇リスクを嫌って変動金利ローンを提供しているはずなのに、楽観派が主張するみたいに金利上昇時に優遇幅だけ縮小して既に借りている人の金利が上がらなかったら固定で貸しているのと同じなのでは?変動で貸している意味なくない??という素朴な疑問…。どうせ預金金利もほぼゼロのままなのでセーフなのか。
まあ私は別に借りる予定もない(正:借りられない)ので関係ない話なのですが、金利上昇局面ではどうなるのか興味深く見守っていきたいです。
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いつも記事の投稿お疲れさまです。おかげさまで楽しく読ませて頂いています。
返信削除自分は住宅ローンも含め借金がありませんので、借入がある方よりは客観的な見方ができると思います。
投稿記事にもあるように、住宅ローン金利は、基準金利から優遇幅を差し引いて決まります。
金利上昇局面において、金融機関は、先ず優遇幅を縮小することで対応するような気がします。
ただブログ主様のおっしゃる通り、金融機関とて商売ですので、金利上昇が続けば、いずれ基準金利を上げる日が来ます。
基準金利を引き上げれば、当然のことながら、既存の変動金利による借入者も支払額が増えます。
基準金利の引き上げは預金よりも市場からの資金調達が多い都市銀行が先行すると考えます。
住宅ローンの変動金利は店頭金利(短期プライムレート+1%の上乗せ幅)-優遇幅というのが難しいなと思います。。
削除ネット銀行とかだと短プラ連動を明記していないところもあるみたいなので、仰る通り銀行によっても短プラより先に上がったりするところもありそうですね。