前から思っていたのですが、日本って人口減少で国全体としては明らかに住宅が余っていくのが目に見えているように思える割に、都市部と地方の住宅価格の差が小さい気がするんですよね。
2020年時点なので少し古いですが、ググって出てきた47都道府県の中古マンション価格は以下のようになっています。
(和歌山県はなぜかこのデータではめちゃくちゃ安くなっていますが、東京カンテイによると2022年上半期の中古マンション相場は大阪府197.2万円/坪、奈良県125.5円/坪に対して、和歌山県116.8万円/坪となっており、上のグラフほど極端に安くはなさそうです。)
一方、アメリカの州別住宅価格は以下のようになっています。
都市部と地方ではもっと差があって然るべきなのではと思っていましたが、案外そうでもないんでしょうかね。
ちなみに、1ドル110円としてアメリカの住宅価格を円換算して並べてみると以下のようになります。
現在の為替レートで2020年の日本と2022年のアメリカを比べるのはちょっと微妙かなと思ったので適当に1ドル110円にしましたが、1ドル135円にするとこうなります。
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いつも楽しく拝見しています。
返信削除住宅価格が都市と地方で差が見られないのは、まず「不動産」の通り、住宅というものが、モノと異なり、消費者が望むとき、望む場所で、かつ潤沢に供給されるものではなく、価格メカニズムが機能し難いことが考えられます。
次いで、住宅は現金でなくローンを組んで購入します。住宅価格はローンが組める上限額で決定すると考えられます。ローン金額は購入者の所得に大きく依存しますから、購入層の所得が都市と地方で極端な差が無いのかも知れません。
記事では所得に触れてなかったですが、たしかに所得の差も同じでそれほど大きな差ってなくて、そして住宅価格も同じくらいの差なのかなと思いました。
削除(自分が比較的都市部に住んでいる割に低所得なので忘れていました笑)
卵が先かという感じですが、アメリカだと平均年収7万ドルに対してサンフランシスコでは30〜40万ドルでも家が買えないみたいなのが日本ではあまりないのかなという気がします。