野村證券、取引手数料の高さ以外は使いやすい

証券担保ローン目的で野村證券の口座を開設してから2年くらいが経つのですが、個人的には小口個人投資家にとって取引手数料が高いことを除けばかなり気に入っています。

野村Webローン

まずは何といっても保有証券を担保に変動金利1.5％で借りられる野村Webローン。

高属性の人は他にももっと低金利で借入できる手段があるのかもしれませんが、私のような属性では使途自由で1.5％という低金利で借入することはできないので重宝しています。

（SBI証券でもコムストックローンというサービスが利用できるみたいですが、今のところは利率2.675〜4.175％だそうなので野村Webローンのほうが有利です。）

担保にできる米国株は最初は少なかったですが、少しずつ追加されていっています。

　参考：野村Web ローン主な担保対象銘柄（PDF）

よく言われる生活防衛資金とかいうのも株式を担保にいつでもお金が借りられるのでギリギリまでフルインベストメントすることができます（大丈夫とは言っていない）

あとは私は使っていませんが、国内株式の信用取引の買方金利が0.5％だそうです。高頻度に売買する人には向きませんが、長期保有するには結構良さそうです。

出典：野村證券

外貨パック

これは地味に好きなんですが、外貨建て商品の利金・分配金・配当金・償還金などの外貨を受け取る際に、ノムラ外貨MMFを自動的に買い付けてくれるサービスです。

　過去記事：野村證券の『外貨パック』サービスが素晴らしい

米国株の配当は受け取ったまま放置しておくと、為替差益が発生した場合には雑所得として申告する必要があり、非常に面倒です。

SBI証券とかでもできるようになったらいいのになあと思っていたのですが、野村證券は設定すれば勝手にノムラ外貨MMFに替えてくれるのでとても助かります。

Google認証システムが使える

二段階認証にGoogle認証システム（Google Authenticator）が使えるところも好きです。

SBI証券とか楽天証券の二段階認証はメールです。私が使っているところだと他にサクソバンク証券は最近Google認証システムに対応しました。

UIはよくSBI証券は良くないとか楽天証券は良いみたいな話を見かけますが、個人的にはそこまで気にならないので野村證券も特に不満はないです。

あとは手数料さえ安ければ…