株式益利回りと実質金利


株式益利回りから名目長期金利を差し引いたイールドスプレッドという指標があります。


この数値を簡易的にリスクプレミアムとして、株式(S&P500)の魅力が下がっている、と言われることがありますが、過去をみてみると名目長期金利>益利回りとなっている時期もそれなりにありました。

 過去記事:S&P500の益利回りと長期金利


名目金利のほうが高くても株式がその後高いリターンを生んだこともありますし、益利回りと比べるなら名目金利よりも実質金利と比べたほうが良いんじゃないかなとは思っていたのですが、実質金利も2%近くまで上がってきているので、実質金利を使ったスプレッドも相当低くなってきています。

(益利回りはmultpl.comのTTMベース、実質金利はFREDのデータを使用)

リーマンショック時の一時的な落ち込みを除くと、2003年以来の低水準です。

分母を益利回りではなく、「益利回り-実質金利」としたときのPERは以下のようになります。

レイ・ダリオ氏は今度は債券を保有したくない、現金が良いと言っているそうですが、株式対比では債券の魅力が良くなってきているように思えます。




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