旧Twitterでこんなポストを見かけました。
野村総合研究所の『富裕層ピラミッド』、いつまで日本円で分類してるの?価値が暴落していく日本円で評価しても意味がない。ということで『次世代の富裕層ピラミッド』を作成しました。ビットコイン保有量で分類してます。次世代の富裕層は 1BTC 保有してる人です。今のうちに 1 #BTC を確保しよう pic.twitter.com/MQzHzhMjqS
— リヴァ (@riva_bitcoin) January 20, 2024
1BTCが次世代の富裕層かどうかは置いておいて、とりあえずビットコインに強気な人は1BTC集めるのがとりあえずの目標になっていることも多いんじゃないかなと思います。
私は少なくともデジタルゴールドとしてゴールドの時価総額くらいまでは到達すると思っているのですが、現在地上に存在する採掘済ゴールドは212,582t、採掘済ビットコインは1,968万BTCなので、もし両者の時価総額が同じになったら1BTCはゴールド10.8kgと等価ということになります。
(可採埋蔵量を含めるとゴールドは271,582t、ビットコインは2,100万BTCなので、1BTCはゴールド12.9kgと等価)
出典:World Gold Council |
以前、ブログのコメント欄で「1オンス金貨1枚で一カ月生活できる購買力がある」という話を教えていただいたのですが、これを当てはめるとたとえば60年間生活していくためには1オンス金貨が720枚=20.4kgが必要ということになります。
(今のところ日本円では金貨1オンス=約36万円なので低所得者にとってはあまりにも高すぎますが、日本円が安すぎるので一般的な先進国では一人でも足りないくらいかもしれませんね…)
ビットコインがデジタルゴールドとしての地位を確立した場合には2BTCあれば60年間くらいは生活できる購買力があると見なせるのかもしれませんし、アーリーリタイアで余生が長い場合ではなくて定年退職後だと老後1オンス金貨360枚問題(老後1BTC問題)としても良さそうです。
株式メインの場合は4%ルールとか3%ルールとか取り崩し率をどれくらいに設定するかによって必要な資産額にかなり幅が出てきますし、キャッシュはインフレに影響を受けるので、ビットコインはともかくとして金貨何枚みたいな目安は分かりやすくて好きです。
(ボラティリティが高いゴールドで実際に1ヶ月1オンス金貨生活をしてしまうと時期によって予算に差が出すぎてしまうので結局株式から固定比率で取り崩しているのとそんなに違いは出ないかもしれませんが、分かりやすさという意味では)
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