If you are not planning for the price of intelligence to go to zero, the next 3-5 years are going to incredibly disruptive to your business / life.
— Logan Kilpatrick (@OfficialLoganK) December 5, 2024
This is the main idea for the rest of the decade, buckle up.
技術革新はコストを大幅に削減して価格を引き下げてきた訳ですが、いよいよ知性の価格もゼロに近づいていく世界がやってくると思うといよいよ来るところまで来た感じがしますね。
特に私は中学生くらいの頃から努力したくない一心で近いうちにすべてのものが機械化・自動化されて苦労して身につけたものは陳腐化するだろうから勉強を頑張る必要はないんだと考えていたら思いのほか進歩が遅いと感じて生きてきたので、やっと妄想に現実が近づいてきたんだなと嬉しく思っています。
さて、AIによってコストが削減された恩恵で株式のリターンが向上すると期待している人もいるようですが、アスワス・ダモダラン氏は、過去の技術革新は価格を引き下げる効果はあっても株式のリターンを引き上げる効果はほとんどなく、AIの場合もやはり製品やサービスの価格が低下するが企業の利益は増えない(むしろ全体としては減る)のでは?という考えのようで、私もなんとなくこれのほうがあり得そうな気がしています。
過去記事:技術革新は株式リターンに繋がらない説
また、逆にコストが削減されることで全体としてGDPが縮小するので株式にとってもネガティブどころか、資本主義が崩壊するのでは?みたいに考える人もいるようです。
AIによってあらゆるものの価格がゼロに近づいていく世界ではGDP(つまり企業利益)もゼロに近づいていくことになって最終的にはそうなるのも必然に思えますが、この場合はあらゆるものが無償化されるのでお金のことなんて考えなくていい人類総ニートで薔薇色の世界です。
あるいは人類がAIによって絶滅させられるシナリオも普通にありそうですが、最終的には総ニートか絶滅かどちらかに行き着くんじゃないでしょうか。
行き着くところまでいったらあとはもう金銭的な心配は要らなくなるとして、しかしそこまで到達する過程は格差拡大がひどくなるのもやはり必然に思えるので、そのあいだを乗り切るためにはやはりやや余裕をもったFIRE計画が必要かなと改めて最近は考えています。
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