結構前ですが「AIで労働から解放されてユニバーサルベーシックインカムで暮らせるようになるのはAI基盤モデルを保有する米中だけでそれ以外の国の市民はUBIを受け取ることはできない」みたいなポストをXで見かけました。
実際にUBIが実現可能になった場合、しばらくしたらオープンモデルでも同程度のことができる水準に到達するはずなので最先端より遅れたモデルでもUBIできるんじゃないかと思いますし、コストはどのみち下がり続けるはずなので安全保障を気にしなければ日本はアメリカのAIを使ってその上のレイヤーで収益をあげるとかでも別に問題ないはずです。
なので米中よりは実現がやや遅くなるとしても最終的にはどのみちUBIは可能(知能爆発で人類が滅びるとかでなければ)だと思っているのですが、場合によっては一方的に格差が拡大していくだけでUBIがないとか、あっても経済成長に対して必要最低限しかなくて技術革新の恩恵を受けられないみたいな可能性もそれなりにありそうです。
個人的には早期にAGIで爆発的な経済成長が起きる説を信じているのですが、UBIに対する楽観は自分のなかでは徐々に薄れてきているので、無いかあっても飼い殺しレベルの最低限にとどまるのをメインシナリオとして考えると、割高感があっても米テックを保有せざるを得ないなあと最近は改めて思っています。
AGI到達時期が遅れれば遅れるほど生産能力で圧倒する中国に有利になるはずなのでその場合はチャイナテックが必要なのかもしれませんが、ロシア株ETF凍結を食らった当ブログとしては台湾有事リスクで中国株はあまり買いたくないのでアメリカ勝利シナリオに賭けることとしたいです。中国勝利にはとりあえずビットコインで対抗ということで…
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