S&Pの信用格付け(2018年8月19日時点)
まずはERUS構成銘柄のS&P信用格付けをみてみます。今回調べたのは上位16銘柄で、合計すると90.49%になります。最も格付けが高いのはルクオイル、ガスプロムで、現地通貨建ての長期格付けがBBB、外貨建ての長期格付けがBBB-です。
投資適格級のなかで最下位はBBB-なので、 ロスネフチ、マグニト、モバイル・テレシステムズ、X5リテール・グループ、ポリウスは投機的ということになります。
モバイル・テレシステムズはADR(MBT)がSBI証券で取扱いがあるので個別で保有しているのですが、投機的格付けなのが気になるところです。親会社のシステマが低格付け(B+)なので引き下げ圧力があるようですが、Debt-to-EBITDAは1.56と低いのでそれほど問題ないんじゃないかなと思っています。
(過去記事:【高配当ロシア株】MBT(モバイル・テレシステムズ))
ムーディーズの信用格付け(2018年8月19日時点)
S&Pの信用格付けがない銘柄があるので、ムーディーズ でも調べてみました。外貨建の長期発行体格付を記載していますが、モバイル・テレシステムズ、X5リテール・グループ、ポリウスは長期コーポレート・ファミリー・レーティング、ズベルバンクは長期CR格付になっています。
ムーディーズでは投資適格級の最下位がBaa3、Ba1からが投機的です。
S&PではBB+で投機的になっていたロスネフチがムーディーズではBaa3で投資適格になっていますが、モバイル・テレシステムズ、X5リテール・グループ、ポリウスはどちらでも投機的になっています。
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