2018年のオールシーズンズ・ポートフォリオ


今回は2018年1年間のオールシーズンズ・ポートフォリオのパフォーマンスをチェックしてみました。

2018年のオールシーズンズ・ポートフォリオのパフォーマンス

オールシーズンズ・ポートフォリオは以下のような構成となっています。
(過去記事:レイ・ダリオのオール・シーズンズ戦略

アセットETF比率
株式IVV
iシェアーズ・コア S&P 500 ETF
30%
中期米国債IEF
iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF
15%
長期米国債TLT
iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF
40%
IAU
iシェアーズ ゴールド・トラスト
7.5%
コモディティGSG
iシェアーズ S&P GSCI
コモディティ・インデックス・トラスト
7.5%

Portfolio VisualizerのBacktest Portfolioを使って、2018年のオールシーズンズ・ポートフォリオとS&P500を比較してみました。
(リバランスは年1回の設定なので、実質リバランス無しです。)

2018年のオールシーズンズのリターンは-3.01%で、S&P500の-4.52%をアウトパフォームしました。
各アセットごとの内訳は以下のようになっています。
(表には半年毎、四半期毎にリバランスした場合も載せています。)


CAGR StdevMax.
Drawdown
Sharpe
Ratio
IVV
iシェアーズ・コア S&P 500 ETF
-4.47%15.20%-13.45%-0.35
IEF
iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF
0.99%4.88%-3.19%-0.15
TLT
iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF
-1.61%10.16%-8.68%-0.29
IAU
iシェアーズ ゴールド・トラスト
-1.76%8.66%-11.53%-0.37
GSG
iシェアーズ S&P GSCI
コモディティ・インデックス・トラスト
-13.88%17.64%-22.58%-0.86
オールシーズンズ(リバランス無)-3.01%5.73%-4.56%-0.82
オールシーズンズ(リバランス半年毎)2.75%5.69%-4.55%-0.78
オールシーズンズ(リバランス四半期毎)-2.37%5.64%-4.44%-0.72

2018年は金利上昇による債券安をコモディティ高が補う形になるのかなと予想していましたが、全く正反対でコモディティが-13.88%と大きく下落しており、債券はほぼ横ばいでした。やっぱり素人考えで予想しても全然当たらないですね。 

コモディティは景気サイクル終盤に大きく上昇するという話をよく読んでいたので期待していましたが、上昇は10月頃までで終わってしまいました。1~10月では+15%くらい上がったようですが…

ちなみに相関係数は以下の通りです。

TickerIVVIEFTLTIAUGSG
IVV--0.42-0.29-0.450.44
IEF-0.42-0.950.22-0.50
TLT-0.290.95-0.24-0.30
IAU-0.450.220.24--0.28
GSG0.44-0.50-0.30-0.28-


私は今のところはオールシーズンズ・ポートフォリオを採用していませんが、将来的に資産規模が大きくなったら一部をこれにしてもいいかなと考えているので、今後も定期的にチェックしていく予定です。


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